侍ジャパンのプレミア12OPラウンドMVPは…里崎氏「一番評価上げた」糸井氏「結果を残し続けてる」
THE ANSWER / 2024年11月22日 14時33分
■Prime Videoが独自調査
野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」で連日熱戦が繰り広げられている中、Prime Videoの生配信に出演した里崎智也氏と糸井嘉男氏がオープニングラウンドを勝ち抜いた日本代表「侍ジャパン」の戦いを振り返った。さらにPrime Videoは配信に関する調査を実施。視聴理由で最も多かったのは「解説・実況が面白いから」、ここまでの日本戦で最も印象に残っているシーンは「キューバ戦 9 回表藤平投手のセーブ」となった。
オープニングラウンドはグループBを首位で突破した日本。21日にはスーパーラウンドで米国を下した。そんな中、オープニングラウンドを里崎氏と糸井氏が振り返った。里崎氏はロッテで2度の日本一に輝き、日本代表では2006年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の優勝にも貢献。糸井氏は「超人」の愛称で親しまれ、6年連続打率3割、20盗塁、ゴールデングラブ賞などの成績を残し、2013年WBCでも活躍した。
2人は今大会の配信で解説、リポーターとして出演。グループリーグ最終戦(日本対ドミニカ共和国)の試合後にコメントした。
――ここまでの「侍ジャパン」の戦いを評価するといかがでしょうか? 点数をつけるとしたら100点満点で何点でしょうか?
里崎氏「点数を付けるなら60点です。勝つのは当たり前という中、チームはプレッシャーもあって、あり得ないようなミスも多かった。実力はあるから勝っているけど、スーパーラウンドへ進出したら、一度のミスで負けてしまいます。井端監督も言っていましたが、しっかり修正していかなきゃいけない」
糸井氏「里崎さんの意見を聞いてそうだなと思うところもありますが、僕は100点。井端監督の招集したメンバーに辞退があったりしてやりくりするのも大変だと思いますが、日本の底力を見せたんじゃないかと思います。予選リーグ1位で通過するのはみんなが思っている通り当たり前だけど、プレッシャーをはねのけて、結果を出せたのは、素晴らしかったと思います。ここからは激闘になってくると思いますし、見ごたえのある試合がたくさん待っていると思います」
――オープニングラウンドの「侍ジャパン」のMVPをそれぞれ挙げてください。
里崎氏「ピッチャーの中で、このラウンドで一番評価を上げたのは藤平選手。対外試合からしっかりやってきて、結果を残して、どんどん自分の持ち場っていうのが上がっていったと思います。そういうところではこのラウンドで一番成長しているのは藤平投手だと思います。(オーストラリア戦は7回、韓国戦は8回、キューバ戦は9回に登板し)大勢投手とともに終盤の安心感をもたらしたと思います」
糸井氏「バッターなら森下選手ですね。今日(ドミニカ共和国戦)も3安打でしたし。こうやって4番に抜擢されて結果を残し続けているところが素晴らしいです。森下選手本人も自信がついてきていると思います」
――スーパーラウンドでの「侍ジャパン」の戦いで重要になると思われることは何ですか?
里崎氏「ミスとフォアボールじゃないですか。(相手の)ミスとフォアボールで勝っている試合もありますし、その一方で、日本もミスとフォアボールで失点しているわけですから。スーパーラウンドに向けては一つのミスが命取りになるので、そういうミスをしないことが重要だと思います」
糸井氏「これまで以上に厳しい戦いになることが予想されますが、相手に先制される試合展開や、負けている状況でどういう戦いするのかっていうのは注目かなと思います。日本ペースじゃない展開になったときにどういう戦い方をするのか。選手は焦らずに逆転を信じてプレーすると思いますが、そういった場面での戦い方にも注目していきたいと思います」
――今後の試合で特に活躍を期待している選手を教えてください。
里崎氏「チーム全体でこのオープニングラウンドの反省点を修正できるかどうかが勝負じゃないかと思います。また、キャッチャーの坂倉選手や佐藤選手がしっかりコミュニケーションをとって、配球パターンの広がりを見出せるかも注目です」
糸井氏「やっぱり4番森下選手に期待したいです。あとは中継ぎのピッチャーも重要だと思います」
――里崎さんはこのあとのPrime Videoでの『第3回 WBSC プレミア 12』の「侍ジャパン」の全試合にご出演いただきますが、意気込みをお願いします!
里崎氏「Prime Videoの中継の面白さは、見ていただければきっとわかると思いますので、ぜひご期待ください!」
■1200人にアンケート、印象に残ったシーンは様々
Prime Videoはオープニングラウンドの感想や印象的なシーンについて、視聴者1200人にインターネット調査(株式会社ネオマーケティングによる)を実施。印象に残ったシーンは「キューバ戦 9回表 藤平投手の雨天の中、ピンチを迎えながらも最後はフォークでセーブ」(33.2%)が1位に。「オーストラリア戦の先発井上温大投手の快投(28.5%)」や「オーストラリア戦の1点目となる辰己涼介選手の犠牲フライ(26.0%)」が続いた。
自由回答では以下の声が上がった。
「モイネロ VS 栗原」(40代男性)
「井端監督のダッグアウトでの正直なリアクション」(50代女性)
「チャイニーズ・タイペイの応援のすごさ」(20代女性)
「解説の上原さんとベンチ脇にいる里崎さんとのやり取りがおもしろかった」(20代男性)
「MCや解説の方が、試合前から盛り上げてくれて楽しく視聴できています」(40代男性)
配信の視聴方法は66.7%が「テレビ」、「スマートホン」が30.2%、「パソコン」が17.9%。Prime Videoで視聴した理由、感想については「解説・実況が面白い」(理由:34.0%、感想:37.8%)がトップに。理由では「映像が見やすいから」(27.6%)、「家でも外出先でも、どこでも見られるから」(22.2%)が続いた。
感想では「解説・実況がわかりやすい」(35.0%)が続き、解説・実況陣の充実さも評価された。Prime Videoは今大会の日本戦を全試合生配信。プライム会員なら追加料金なしで視聴できる。
・11月22日(金)18:30 配信開始 19:00 試合開始 ベネズエラ vs 日本(東京ドーム)
スペシャルゲスト:工藤公康氏
ゲスト:黒見明香氏(乃木坂 46)
スタジオコメンテーター:里崎智也氏
解説:辻発彦氏
MC:中川絵美里氏
実況:足立清紀氏
・11月23日(土)18:30 配信開始 19:00 試合開始 チャイニーズ・タイペイ vs 日本(東京ドーム)
スペシャルゲスト:稲葉篤紀氏
スタジオコメンテーター:辻発彦氏
解説:里崎智也氏
MC:山本萩子氏
実況:足立清紀氏
・3位決定戦、11月24日(日)11:30 配信開始 12:00 試合開始 (東京ドーム)
スペシャルゲスト:青木宣親氏※同日の日本戦に出演
スタジオコメンテーター:里崎智也氏
解説:辻発彦氏
リポーター:近藤祐司氏
MC:中川絵美里氏
実況:足立清紀氏
・決勝、11月24日(日)18:30 配信開始 19:00 試合開始 (東京ドーム)
スペシャルゲスト:青木宣親氏※同日の日本戦に出演
スタジオコメンテーター:辻発彦氏
解説:里崎智也氏
リポーター:足立清紀氏
MC:中川絵美里氏
実況:近藤祐司氏
※スーパーラウンドに侍ジャパンが出場しなかった場合は別の試合を放送予定
※悪天候の場合は、延期などの可能性があります。(THE ANSWER編集部)
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