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侍J撃破で男泣きした台湾主将の紳士的行動 韓国SNSも「尊敬する」「素晴らしい選手」と称賛

THE ANSWER / 2024年11月25日 19時33分

プレミア12決勝でプレーする陳傑憲【写真:中戸川知世】

■台湾主将のお辞儀

 野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は24日、東京ドームで決勝を行い、台湾が4-0で日本に勝利。嬉しい初優勝となった。大会MVPに選出された30歳の陳傑憲(チェン・ジェシェン)外野手は客席に向かって深々とお辞儀。X上の韓国ユーザーからは「あなたを尊敬します」と称賛の声が上がっている。

 あふれる思いが行動となって出た。優勝が決まり、チームメートと歓喜の輪を作った陳傑憲。そのまま客席の前までやってくると、膝に手をついたまま深々と頭を下げた。顔を上げても目は潤んだまま。まさに男泣きだった。

 東京ドームで生まれた感動シーン。この様子をとらえた映像がX上で拡散した。韓国ユーザーと思われるアカウントは「これが国のために(戦う)意味だ。なんて選手だ。世界のスーパースターだ」と称賛。「彼がKBOに来るためには何が必要?」と韓国プロ野球入りを望んでいた。紳士的な主将に「台湾でもセンセーションを巻き起こしている」「グラウンドで持っている全ての力を出した素晴らしい選手」「あなたを尊敬します」との声も上がった。

 陳傑憲は決勝の日本戦で3安打の大暴れ。今大会は24打数15安打で打率.625、2本塁打、6打点と大活躍し、大会MVPを獲得した。高校時代を岡山・共生高で過ごした経験を持つ主将が示した熱い思いの反響は、国境を越えて広がっている。(THE ANSWER編集部)

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