日本伝統の補食にかじりついた欧州アスリートに「正しい。100点」 来日卓球選手が福岡で満喫

スウェーデンのトルルス・モレガルド（左）【写真：ロイター】

■WTTファイナルズ福岡で来日

　来日した卓球選手が日本文化を楽しんだ。24日まで福岡・北九州市立総合体育館で行われたWTTファイナルズ福岡に出場。試合前の補食に海外ファンが注目している。

　畳の部屋に敷かれた赤い絨毯の上に座った選手たち。男子シングルスの世界1位・王楚欽（中国）や同10位トルルス・モレガルド（スウェーデン）の前にはお茶と菓子が置かれている。茶道を体験したようだ。

　ワールド・テーブルテニス（WTT）公式インスタグラムが実際の画像を投稿。モレガルドは自身のインスタグラムでも日本食にチャレンジした様子を公開していた。大会前の19日に「おにぎりと日本文化とともにWTTファイナルズの準備を進める」と記しておにぎりを食べながらラケットを構える1枚を添え、他にも、寿司やお好み焼きの画像を投稿していた。

　海外ファンからは「クールだね」「日本での時間を楽しんで」「美味しそう」「素敵な食事ばかり。羨ましい！」などの声が上げられたほか、国際卓球連盟財団公式アカウントも「間違いなく正しい準備方法だ。100点」とコメントしていた。

　22歳のモレガルドは今夏のパリ五輪にも出場。銀メダルを獲得している。男子団体準決勝では日本と対戦し六角形のラケットも話題となった。今大会では準々決勝で王楚欽に敗れた。（THE ANSWER編集部）