「本当にうるさい」 河村勇輝の出番前に…客席の騒ぎに同僚大笑い「まるでプレーオフだ」

河村勇輝【写真：ロイター】

■本拠地ピストンズ戦

　米プロバスケットボール（NBA）のグリズリーズと2ウェイ契約を結ぶ河村勇輝が27日（日本時間28日）、本拠地ピストンズ戦に3分14秒出場で2得点。チームは131-111で勝利し、今季初の4連勝を飾った。第4クォーター（Q）には場内からまたも「ユウキを出せ！」のチャントが発生。同僚は「けたたましかった。プレーオフみたい」と大笑いしながら語っている。

　第4Qで104-77と大量リード。残り9分近くになって、アリーナには「ユウキを出せ！」のチャントが沸き起こった。同3分46秒にジョン・コンチャーが投入されたことで、河村の出場を願うファンが要求。残り3分14秒でコートに立った河村は、残り33秒でドライブからのフェイダウェイシュートで得点。客席はさらに騒ぎ立てる盛り上がりだった。

　米テネシー州メンフィスの地元テレビ局「ABC24」でレポーターを務めるレイチェル・フィリップスさんはXを更新し、同僚のジャレン・ジャクソンのインタビュー動画を公開。お馴染みとなった「ユウキを出せ！」のチャントについて「けたたましかったよ。それでみんな大興奮だった。ハハハハハ」と笑うと、「本当にうるさいぐらい（笑）。しかもファンは試合にちゃんと残ってるんだ。まるでプレーオフの試合みたいだった」と続けた。

　ジャクソンは試合に取り組む河村の姿勢にも注目。「クレイジーだよ。彼の対応力は素晴らしい。彼は決して観客にアピールすることはなくて、自分のプレーを貫いている。俺は彼のような立場には立てない。だから、本当に彼はうまく対処していると思う」と称賛している。（THE ANSWER編集部）