河村勇輝のアシストに米実況席がため息 囲まれても関係なし「ワーオ、よく見つけたな！」

河村勇輝【写真：ロイター】

■Gリーグの敵地スクアドロン戦でダブルダブル

　米プロバスケットボール（NBA）のグリズリーズと2way契約を結ぶ河村勇輝は11月30日（日本時間12月1日）、下部組織Gリーグのハッスルで敵地スクアドロン戦に先発し、15得点11アシストのダブルダブルを記録した。102-115で敗れたが、ディフェンスに囲まれながら通した美しいロングパスに米実況席も「ワーオ！　よく見つけたなぁ！」と感嘆の声を漏らしている。

　相手守備を欺いた。94-99の第4クォーター残り4分48秒。ディフェンスリバウンドを取った河村はドリブルで一気にリング下まで駆け上がった。ディフェンス2人を引き寄せ、エンドライン間際で跳びながら後方へロングパス。左ウイングでフリーになっていたジョンソンに通し、3ポイントシュートを演出した。

　米実況は「ユウキ！　なんて発見だ！」と興奮。解説者も「ワーオ！　よく見つけたなぁ！」と感心したようなため息をもらした。Gリーグ公式Xが「ユウキのなんて発見だ！」などと記して動画を公開した。河村は5本中3本の3ポイントシュートを成功させるなど15得点。11アシストも記録し、ダブルダブルを達成した。この日はチーム最長の35分3秒に出場。リバウンドも8を数えるなど奮闘した。（THE ANSWER編集部）