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女子ゴルファーが観客に“擬態” 待機中の珍光景に笑撃「日影がいいんだ」「かわいすぎます」

THE ANSWER / 2024年12月2日 19時33分

岩井明愛【写真:Getty Images】

■今季も名珍場面が誕生

 2024年の国内女子ゴルフ・レギュラーツアーの全日程が終了。今季も華やかな舞台で選手たちが活躍し、ファンを喜ばせた。そんな女子ゴルフ界のコース内外で起きた名珍場面を振り返る。5月には岩井明愛(Honda)が観客に紛れて座っているような場面が中継で映し出され、ファンの笑いを誘っていた。

〇5月、リゾートトラストレディスの最終日に岩井明愛が“一休み”した場所

 リゾートトラストレディス最終日となった5月26日、首位と1打差で出た岩井は序盤から3バーディー、1ボギーで8番パー3を迎えた。前の組がプレー中ということで、岩井は観客の近くの芝生の上に腰を下ろして体育座り。木陰で一休みしている様子だった。区切られたロープ際、しかも観客と同じような体勢だったこともあり、遠目に見るとギャラリーの一人になっているかのようだった。

 中継した「DAZN」の放送席でも話題になった場面。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は「ひとコマJLPGA」として公式Xで「ギャラリーをよく見ると……待機中の #岩井明愛 選手が紛れていました」とつづって動画を公開した。ファンからは「マイペースな明愛プロ、そんなところも大好きです」「日影がいいのです、女子ですから」「つい笑ってしまいました。笑 かわいすぎます」と笑撃の声が寄せられていた。

〇5月、リゾートトラストレディス初日に高木優奈がホールインワン

 リゾートトラストレディスでは初日の5月23日、ツアールーキーの高木優奈(フリー)が8番パー3でホールインワンを達成し、賞金30万円を獲得した。165ヤード、7Iを振り抜くと、ボールはグリーン手前に着弾。ピンに向かって一直線に転がり、そのまま入った。見届けた高木は両手を上げて万歳。口を大きく開けて喜びながら同伴競技者やキャディーたちとハイタッチし、右手で指差しながら、ウインクも見せた。

 しかし、エースを決めたボールは10番パー5で“池ポチャ”したため、手元にはなし。「キャディーさんに『とっとく?』って言われたんですけど、新しいボールを出す方がもったいなくて、貧乏性が抜けなくて。使えるならそれでってやっていたら池に入っちゃいました。ボールから私のもとを離れていきました」と自虐的に明かしていた。

〇5月、RKB×三井松島レディスで上田桃子がスーパーイーグルを決めるも“キョトン”

 5月10日に行われたRKB×三井松島レディス初日、ツアー通算17勝(海外1勝含む)の上田桃子(ZOZO)が9番パー4でスーパーショットを披露した。打ち上げとなった第2打、グリーンに着弾するとボールは手前からピンに向かって転がり、吸い込まれるようにカップイン。ギャラリーからはどよめきが起きた。

 だが、上田の位置からカップインは見えなかったようで、本人はキョトン顔。何が起きたか分からなかったようではあるが、キャディーとタッチを交わして笑顔になった。上田は今季でいったんツアーを一区切り。数々のスーパーショットでファンを沸かせた元賞金女王の面目躍如といったシーンだった。(THE ANSWER編集部)

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