日本の競馬で「悲しい気分になるの初めて…」 G1有力馬が抑えられた世界の技術にファン称賛
THE ANSWER / 2024年12月3日 16時33分
■G1チャンピオンズカップ
競馬のG1チャンピオンズカップ(ダート1800メートル、16頭立て)が1日に中京競馬場で行われ、1番人気レモンポップ(牡6・田中博、父レモンドロップキッド)が鼻差で逃げ切り、史上2頭目の連覇を達成した。日本中央競馬会(JRA)は騎手が着けた「ジョッキーカメラ」の映像を公開。上位人気馬がまるで競馬をさせてもらえなかった様子に、ネット上の競馬ファンから「世界で勝ってる理由がよくわかる」といった声が上がっている。
今回公開された映像はガイアフォース(牡5・杉山晴、父キタサンブラック)に騎乗した長岡禎仁騎手のジョッキーカメラ。大外16番ゲートからまずまずのスタートを切ったが、なかなかインコースに入れず、終始、外を回らされた。1コーナーに差し掛かるまでに武豊騎乗のサンライズジパングにスッと位置を取られ、さらにクリスチャン・デムーロ騎乗のセラフィックコールには内から接触寸前に馬体をつけられ、距離ロスを強いられた。
何とか打開しようと長岡も道中で先団に向かって上がろうとしたが、そこでまたもサンライズジパングが前に入って“ブロック”。さらにセラフィックコールも内から外に張り出すようにガイアフォースの前に入る形で最後の直線を迎えた。長岡は懸命に追ったものの、ガイアフォースは伸びず。2月のG1フェブラリーSで初ダートながら2着に入って今回も5番人気に推されたが、不利な外枠の影響をモロに受ける形で15着に敗れた。
JRA公式YouTubeチャンネルが公開した長岡のジョッキーカメラの映像には、ファンも思うところがあったよう。まったく競馬にならなかった内容に「長岡騎手のジョッキーカメラ見ててこんな悲しい気分になるの初めて…。馬が泣いてそう」といった嘆きの一方で「ガイアフォース長岡のジョッキーカメラで見る武豊のウザさよw」「ずっと視界がCデムーロに塞がれていてどうにもならねぇなコレ」「Cデムが世界で勝ってる理由がよくわかる映像」といった世界の名手たちの技術を称賛する声も上がっている。(THE ANSWER編集部)
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