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異次元7連勝中の香港競馬新怪物 生い立ちも衝撃、オーナーも驚く奇跡の出会い「信じられます?」

THE ANSWER / 2024年12月5日 7時13分

カーインライジングの衝撃のレースが話題(画像はイメージ)

■8日に行われる香港国際競走

 海外競馬の香港国際競走が8日に同地のシャティン競馬場で行われる。4つのG1レースが行われ、多数の日本馬も出走を予定。その中で国際的注目を集めているのが、G1香港スプリント(芝1200メートル)に出走する香港の“新怪物”との呼び声高いカーインライジング(騙4・Dヘイズ、父シャムエクスプレス)だ。地元紙は同馬のオーナーブリーダーが歩んできた道のりに注目。「エリートレベルの成功を収めようとしている」と伝えている。

 前哨戦となった11月17日のG2ジョッキークラブスプリント(芝1200メートル、12頭立て)で圧勝したカーインライジング。抜群の手応えで3番手から鞍上のザカリー・パートン騎手が残り300メートルでゴーサインを出すと、あっという間に先頭に立って後続との差を広げた。残り100メートルではもう馬なり。追われたのは実質1ハロン(200メートル)ながら、2着馬に3馬身1/4の“大差”をつける楽勝だった。勝ちタイムの1分7秒43は、17年前に作られた1分7秒50を塗り替える驚異的なレコードだった。

 ここまで7連勝中。香港スプリントでG1制覇に挑む“新怪物”を地元紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」も特集。「新米ブリーダーのフレーザー・オーレが香港で人気急上昇のスプリンター、カーインライジングで富を成した」との見出しで報じた。

 記事では「ニュージーランドのウィンザー・パーク・スタッドで生まれた瞬間から、カーインライジングには何か特別なものがあった」「珍しいビギナーズラックに恵まれたブリーダーのフレイザー・オーレもそれがわかった。彼の3人の子供、ミルトン、オスカー、グレースもそれがわかった」などと素質の片鱗を見せていたという。オーナーブリーダーでもあるオーレ氏は「私の小さな子供たちは彼を『ロケット』と呼んでいました。彼は素晴らしい子馬だった。実は私が生産した最初の馬なのです。信じられますか?」と衝撃的な出会いを振り返っている。

 オーレ氏は両親が競走馬の生産者だったにもかかわらず、自分がその世界に足を踏み入れることに躊躇していたという。その後、両親の後を継ぐと、初仔がカーインライジングという強運。同馬はその後、香港を拠点とするオーストラリア人のデービッド・ヘイズ調教師に預託された。ここまで10戦8勝、2着2回というほぼ完璧な戦歴だ。

 同紙は「ハンドラー(調教師)として3度のG1優勝を誇るオーレは、香港スプリントでカーインライジングが1番人気に支持される中、ブリーダーとしてエリートレベルの成功を収めようとしている」と展望している。(THE ANSWER編集部)

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