大谷翔平の1014億円契約に高まる“お値打ち感” ソトの1047億円契約で米記者「日に日に良く見える」

ドジャースの大谷翔平（左）とフアン・ソト【写真：ロイター、Getty Images】

■わずか1シーズンで更新されたプロスポーツ史上最高額

　米大リーグのフリーエージェント（FA）市場で、今オフの目玉となっていたフアン・ソト外野手は8日（日本時間9日）、メッツと15年総額7億6500万ドル（約1147億円）で契約したと米記者が報じた。昨冬、大谷翔平投手がドジャースと結んだ契約の10年総額7億ドル（約1014億円＝当時）という世界のプロスポーツ史上最高額が、1年で更新されたことになる。これにより、大谷の契約の“お値打ち感”が高まっていると米記者は指摘している。

　ソトとメッツとの契約は、米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者が自身のXで「速報：スーパースター外野手のフアン・ソトとニューヨーク・メッツが15年総額7億6500万ドルで契約合意したとESPNの情報筋が伝えた。これはプロスポーツ史上最大の契約だ」とまず報じた。

　この動きに、米専門メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は自身のXに「フアン・ソトは世代を代表する選手だが…まあびっくりだ。ドジャースのオオタニとの契約は、どういうわけか日に日に良く見える」とつづった。

　大谷が昨オフ、ドジャースと結んだ10年総額7億ドルの契約は大リーグ史上最高で、世界のプロスポーツとしても史上最高額だった。たった1年で、総額ベースでこれよりも大きな契約が登場。グラウンドの内外で様々な価値を提供する大谷の契約が相対的にお買い得に見えているようだ。（THE ANSWER編集部）