海外野球で飛び出た日本語実況に騒然「なん…だと！？」 流暢な絶叫が「可愛くて好き」「凄い時代」

野球のオーストラリア代表【写真：中戸川知世】

■アデレード・ジャイアンツ戦で日本語実況が話題

　野球の豪州ウインターリーグで突然飛び出した日本語実況が、ファンの話題となっている。13日に行われたアデレード・ジャイアンツとメルボルン・エーシズとの試合でのこと。アデレードが5-4で勝利したが、ネット中継では「打ちました～!!」という日本語の絶叫が。日本の野球ファンからは「なん…だと！？」「凄い時代だなぁ」と驚きの声が上がった。

　この試合で日本語の実況を務めたのはジャロッド・ホア氏。流暢な“日本流”で中継を盛り上げた。特に3-3の同点で迎えた8回、アデレードの5番、ジョーダン・マッカードルが勝ち越し2ランを放った際には「打ちました～!!」と、日本のアナウンサーにも負けない絶叫。さらに「打った！　打った！　ホームラーーーーン！」と立て続けに叫び、ボルテージを最高潮に上げていた。

　多くの日本人ファンもこの試合を見届けた様子で、中継動画がXで拡散されると「なん…だと！？」「実況の人の日本語が可愛くて好き　微笑ましい」「日本語でここまでスポーツを実況できるのすごいなあ」「凄い時代だなぁ　野球で世界の色んな国ともっと繋がりたい」と驚きのコメントが寄せられていた。

　この試合では、アデレードに巨人から派遣されている秋広優人内野手が6番で先発出場。山田龍聖投手は先発して5回3失点、7奪三振の内容だった。プレミア12での代表の来日もあり、日本と豪州球界の交流は増えている。ホア氏のホームページによると、22日のアデレード―シドニー・ブルーソックス戦でも日本語実況が行われる予定だという。（THE ANSWER編集部）