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河村勇輝も“被害”で米呆れ「ちんぴらだ」 3分以上待ちぼうけ…一触即発の事態が「子どもっぽい」

THE ANSWER / 2024年12月15日 12時3分

グリズリーズの河村勇輝【写真:ロイター】

■河村の出番前に試合が3分以上中断

 米プロバスケットボール(NBA)のグリズリーズと2ウェイ契約を結ぶ河村勇輝は13日(日本時間14日)、本拠地ネッツ戦に途中出場。1分11秒の出場で1アシストを決めた。チームは135-119で快勝。コートインの直前には両軍が口論になり、3分以上待ちぼうけを食らう場面もあった。米記者が一触即発の映像を公開。米ファンからは「ちんぴらだな」「子どもっぽい」と呆れた声が寄せられた。

 歓声が一転、ブーイングへと変わった。133-111で迎えた第4クォーター残り1分11秒。河村がサイドラインに立って今にもコートインしようとした瞬間、両軍間で口論が始まった。米テネシー州地元紙「コマーシャル・アピール」によると、ベンチに引き揚げようとするグリズリーズのエース格ジャ・モラントがネッツベンチに向かって何か発言し、火をつけたようだ。

 ネッツのジョルディ・フェルナンデス監督は審判に抗議。騒然とする中、ネッツのデニス・シュルーダーが敵将のテイラー・ジェンキンス監督に近づき、口論となった。審判はモラントとシュルーダーにダブルテクニカルファウルを宣告。ジェンキンス監督にもテクニカルファウルが出された。言い争いは続き、河村がコートサイドに立ってから出場するまでには3分以上の時間がかかった。

 同紙は両軍の言い分を紹介。モラントは「煽っていたんだ。ただ彼らを怒らせようとしただけさ」と騒動を振り返った。「もし『Yeah』という言葉が無礼だったり、そんな風に感じるなら、勝手にどうぞ」とも語ったという。一方のフェルナンデス監督は、敵軍の選手が試合中に相手コーチに話しかけることを「無礼だ」と指摘し、怒りを露わにした。

 シュルーダーも「(トラッシュトークは)尊重するが、コーチの顔に向かって言うのは尊重できない。勝利する時はゲームに敬意を。礼儀をもって勝利しろ」と苦言を呈した。米メディア「クラッチポインツ」のネッツ番エリック・スレイター記者は一連の騒動の映像をXで公開。米ファンからは「ちんぴらだな」「始まったよ」「子どもっぽいな」と呆れた様子のコメントが集まっていた。

 河村は動じることなく出番に集中。133-114の同45.6秒には、ペイントエリアに走り込んだウェルズに3ポイントラインの外からノールックパスを通し、レイアップをお膳立てした。客席には両手を突き上げて興奮するファンも。出場時間は1分11秒と短かったが1アシストを記録し、存在感をアピールした。(THE ANSWER編集部)

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