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井上尚弥、暫定王者の煽りを一蹴「なんでタパレスに負けたやつから逃げなきゃいけないんだ」

THE ANSWER / 2024年12月15日 13時38分

井上尚弥【写真:中戸川知世】

■アフマダリエフが暫定王者に

 プロボクシングのWBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦が14日(日本時間15日)にモナコで行われ、元WBA&IBF世界同級王者の30歳ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)がリカルド・エスピノサ(メキシコ)に3回2分59秒TKO勝ち。同級世界4団体統一王者の井上尚弥(大橋)を煽って対戦を熱望したが、井上は「必要性がゼロだろ、、、」と一蹴している。

 3回に3つのダウンを奪ってTKO勝ちを収めたアフマダリエフ。試合後にはリング上で「俺と戦いたくないのなら、その理由を説明しろ。俺が王者だったときはルールを守った。君もルールを守るべきだ。俺は指名挑戦者といつも戦ってきた。だから、説明してくれ。俺は準備万端だぞ」と井上を煽り、挑戦状を叩きつけた。

 また、米専門メディア「ボクシング・シーン」のジェイク・ドノバン記者は自身のXで「最強は最強と戦うべきだ。俺は指名挑戦者であり(暫定)王座も手にした。イノウエは、この階級最高であると示さなければいけない。彼は伝説だ。それなら証明してみろ」というアフマダリエフのコメントを紹介した。

 一方の井上は「なんでタパレスに負けたやつから逃げなきゃいけないんだ 必要性がゼロだろ、、、」とXに投稿。自身が2023年12月にKO勝ちしたマーロン・タパレス(フィリピン)相手に、アフマダリエフは同年4月に判定負けを喫していることを指摘した。さらに「戦いたいなら勝ちを『価値』キープして待っとけ!!」とメッセージを送った。

 井上は24日にWBO&IBF世界同級1位のサム・グッドマン(オーストラリア)と東京で対戦する予定だったものの、グッドマンのスパーリング中の怪我により、試合は1月24日に延期に。「今はグッドマン戦に全力集中」と次戦への意気込みをつづった。(THE ANSWER編集部)

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