懲りないアフマダリエフまた挑発 井上尚弥に「切腹以外ない」 自身の判定負けは「不公平」主張
THE ANSWER / 2024年12月16日 9時59分
■アフマダリエフが井上の言葉に反応
プロボクシングのWBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦が14日(日本時間15日)にモナコで行われ、元WBA&IBF世界同級王者の30歳ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)がリカルド・エスピノサ(メキシコ)に3回2分59秒TKO勝ち。同級世界4団体統一王者の井上尚弥(大橋)を挑発した。井上は自身のSNSで「なんでタパレスに負けたやつから逃げなきゃいけないんだ」などと反応。これにアフマダリエフも「今お前に残された道は切腹以外にない」などと懲りずに食らいついている。
アフマダリエフは3回に3つのダウンを奪ってTKO勝ち。再三、井上との対戦を要求しているが、試合後には「俺と戦いたくないのなら、その理由を説明しろ。俺が王者だったときはルールを守った。君もルールを守るべきだ。俺は指名挑戦者といつも戦ってきた。だから、説明してくれ。俺は準備万端だぞ」と挑戦状を叩きつけた。この試合の前には「イノウエ、俺から逃げるな」とも動画で挑発している。
井上は「なんでタパレスに負けたやつから逃げなきゃいけないんだ 必要性がゼロだろ、、、」とXに投稿。自身が2023年12月にKO勝ちしたマーロン・タパレス(フィリピン)相手に、アフマダリエフは同年4月に判定負けを喫していることを指摘した。さらに「戦いたいなら勝ちを『価値』キープして待っとけ!!」とメッセージを送った。
これにアフマダリエフが懲りずにリプライを送っている。「チャンプ! 俺は公平な試合では誰にも負けたことがない。それはお前もお前の陣営も分かっているだろう」とタパレス戦の1-2判定負けが公平なものではなかったとでもいうかのように記し、「正式に指名挑戦者との試合指令が2度あった。俺はお前に挑戦する権利を持っている。お前は2度とも避けたんだ。武士道を尊び侍として振る舞うなら、今お前に残された道は切腹以外にない」と反論を記した。
井上は24日にWBO&IBF世界同級1位のサム・グッドマン(オーストラリア)と東京で対戦する予定だったものの、グッドマンのスパーリング中の怪我により、試合は1月24日に延期に。「今はグッドマン戦に全力集中」と次戦への意気込みをつづっている。陣営の大橋秀行会長は10月に取材に応じた際、「本当にアフマダリエフは強敵で良い選手だとわかっていますが、タパレスに負けています。やはりボクシングは興行なので、そこが一番引っかかるところです」と懸念を示していた。(THE ANSWER編集部)
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