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「Sバンタムの次なる覇者か?」 井上尚弥の対戦候補に挙がる173cm男、相手が悶絶の3回KOに反響

THE ANSWER / 2024年12月16日 16時20分

アラン・ピカソ【写真:Getty Images】

■アラン・ピカソの強烈な一撃が炸裂

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と対戦の可能性が海外では報じられているWBC同級1位のアラン・ピカソ(メキシコ)が鮮やかな勝利を収めた。痛烈なボディーでのKO劇に海外ファンから「破壊的なパンチだ」と反響が寄せられている。

 メキシコのティファナで行われた同級10回戦。ジェイソン・クエリョ(メキシコ)を3回に仕留めた。身長173センチとこの階級では長身のピカソはコーナーに相手を追い詰めると強烈な左ボディーを右脇腹に打ち込んだ。クエリョは顔をしかめると思わず膝をついてダウン。そのまま立ち上がれず勝負は決した。

 米興行大手・トップランク社は公式Xとインスタグラムで実際の動画を公開。文面では「ピカソの完璧なフィニッシュ」と称賛した。海外ファンからは「この男は井上を倒すぞ」「レバーへの一撃は正しいタイミングで完璧な位置に着弾すると最も破壊的なパンチの一つだ」「この男が次のスーパーバンタム級の覇者か?」と期待する声が上げられていた。

 ピカソは戦績31勝(17KO)1分けの24歳。米専門メディア「ボクシングシーン.com」は来春にラスベガスでの開催を計画している井上の試合相手の候補としてピカソの名前が挙がっていると、関係者談として報道していた。井上は24日にWBO&IBF世界同級1位のサム・グッドマン(オーストラリア)と東京で対戦する予定だったものの、グッドマンのスパーリング中の怪我により、試合は1月24日に延期となっている。(THE ANSWER編集部)

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