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井上尚弥、延期に平然「あ、そうですか。全然OK」 陣営代弁「普通に練習してた」リザーブ常設へ

THE ANSWER / 2024年12月18日 16時1分

井上尚弥【写真:中戸川知世】

■大橋ジムが会見

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥の4団体防衛戦が1月24日に延期となり、陣営の大橋秀行会長は12月18日、神奈川・横浜市内の同ジムで取材に応じた。当初は今月24日に都内で予定していたが、挑戦者のWBO&IBF1位サム・グッドマン(オーストラリア)の負傷で1か月先に。大橋会長は井上が延期を聞いた時の反応などを明かした。戦績は31歳の井上が28勝(25KO)、26歳のグッドマンが19勝(8KO)。

 この日は所属するWBO世界バンタム級王者・武居由樹が右肩関節唇損傷で次戦の延期を発表。1月24日に東京・有明アリーナで行われる井上戦のセミファイナルとして、同級10位ユッタポン・トンデイ(タイ)と2度目の防衛戦を予定していた。

 これを受け、大橋会長は「何があるかわからない。(井上戦のために)リザーブ選手の世界ランカーを入れるのを調整しています」とスーパーバンタム級の2人を調整中。井上―グッドマン戦に不測の事態があった場合、代役になるという。さらに「これから井上の試合は全てリザーバーをつくる」と常設する方針を示した。

 大橋会長によると、グッドマンの負傷を知った際の井上は「あ、そうですか。全然OKです。何でもいいです」と平然としていたという。「普通に練習していました。(気持ちも)やっぱり強いですね。普通だったら『え~!』って言いたくなるもの」と愛弟子に驚いた。

 グッドマンは来日直前のスパーリングで左目上をカットし、試合10日前の14日に延期が決まった。場所は東京・有明アリーナのまま、予定された全ての試合が丸ごと延期に。井上にとって7年ぶりの年間3試合は実現せず。来年は春に米国で大型興行、9月頃に莫大な資金力を持つサウジアラビアでの試合計画が浮上し、2025年末も含めて2年連続の年間3試合を希望していた。

 大橋会長は会場探しなど3時間半ほどでまとめたという。「名前は言えませんが」と一度は代役が決定。しかし、チームで話し合い、グッドマン戦を選んだ。「グッドマンは『絶対行く』と言っていたそうですが、相手陣営が延期を求めました。こちらはすぐに理解しました。1か月は(回復まで)ギリギリ。向こうが提案してきました」と受け入れたという。

 来年の試合については「1か月くらいのズレなので」と4月の米国開催は動かさず。延期の影響には「ないです」と言い切った。ただ、年間4試合にはならず「もともと(2025年の)12月にはやらない。(世間に)伝わっている計画と違います」と説明した。(THE ANSWER編集部)

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