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最後方待機→3角スパートで撫で斬った芦毛の“破天荒怪物” 有馬の常識破りに尽きぬ衝撃「鳥肌立つ」

THE ANSWER / 2024年12月19日 7時13分

ゴールドシップ(撮影は2014年)【写真:Getty Images】

■G1有馬記念が22日に発走

 中央競馬の総決算となる第69回G1有馬記念(芝2500メートル)が22日に中山競馬場で発走となる。破天荒なレースぶりでファンの度肝を抜いたのが、2012年のゴールドシップ(父ステイゴールド、須貝)。今では人気PC&スマホゲーム「ウマ娘」の人気キャラとしても有名な芦毛馬が見せた3コーナーからの超ロングスパートは、ファンの度肝を抜いた。今ではなかなか見られないレースぶりに「こんな勝ち方できる馬に惚れるなって方が無理」「鳥肌立つ」といった声が上がっている。

 皐月賞と菊花賞のクラシック2冠を制し、堂々の1番人気で2012年の有馬記念に臨んだゴールドシップ。しかし、ゲートが開くと3番人気のルーラーシップが立ち上がってしまい、大出遅れ。ゴールドシップもダッシュがつかず後方2番手からの競馬を余儀なくされる波乱のスタートとなった。道中、ルーラーシップが少しずつポジションを上げていったことで、1周目の1コーナーは最後方で回っていった。

 レースが動いたのは3コーナー手前。アーネストリーの先導で進む中、ゴールドシップが内田博幸騎手の合図とともに最後方からスパートを開始し、外目を回って1頭、2頭と抜いていく。4コーナーでは先団に取りつけず、内から7頭分ほど外を回される苦しい展開。しかし、最後の直線に入ると坂下からエンジンがかかり、菊花賞でも見せた2段スパートで一気に先頭に立つと、内から強襲したオーシャンブルー、外を追い込んだルーラーシップを抑えて1着でゴール板を駆け抜けた。

 有馬記念ウィークということで、有馬の“常識”を覆すゴールドシップの規格外の超ロングスパートを思い出すファンや、ウマ娘から「ゴルシ」に興味を持ったファンからネット上で衝撃の声が相次いだ。

「何回みてもスパートからゴールまで見ると鳥肌立つ」
「勝つときの勝ち方がカッコよすぎてこんな勝ち方できる馬に惚れるなって方が無理なんよ」
「スパートのタイミングが明らかに早すぎるのに、最後まで伸び続ける末脚。マジでバケモノだろw」
「後方からレースを始めたシップ2頭が最後はちゃんと馬券内に入ってくるの好き」
「令和の今になってゴールドシップの存在知ったけど魅了されちゃう」

 今年はG1馬が10頭も集結する超豪華メンバー。ゴールドシップが勝った2012年はロンドン五輪で日本中が沸いたが、2000年以降、夏季五輪開催の年に行われた有馬記念は全て1番人気馬が勝利(2000テイエムオペラオー、2004ゼンノロブロイ、2008ダイワスカーレット、2012ゴールドシップ、2016サトノダイヤモンド、2020クロノジェネシス)している。パリ五輪が開催された今年はいかに。(THE ANSWER編集部)

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