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角田裕毅は「ホンダと提携しているが…」 レッドブル代表に英放送局が直撃、昇格への影響は?

THE ANSWER / 2024年12月19日 16時51分

角田裕毅【写真:ロイター】

■クリスチャン・ホーナー代表が英メディアに回答

 自動車レース・F1レッドブルは、セルジオ・ペレスが2024年シーズン限りでチームを離れることを発表した。英メディアは、クリスチャン・ホーナー代表のインタビュー動画を公開。後任ドライバーと噂される角田裕毅(RB)に対し、「間違いなく(レッドブルに乗る)資格を持っている」と語っている。

 今季、4度目の年間チャンピオンを獲得したマックス・フェルスタッペンとは対照的に、シーズン未勝利に終わるなど苦戦したペレス。ついにチーム離脱が発表されることとなり、改めて後任ドライバーに注目が集まっている。

 英衛星放送「スカイスポーツ」のF1公式YouTubeは、ホーナー代表のインタビュー動画を公開した。動画の中でホーナー代表は「(ペレス離脱の)発表では来年、マックスのパートナーが誰になるのか明らかにはしていません。すでに決断はしているのでしょうか」という質問に回答している。

「私たちは必要とする全ての情報を持っている。基本的にユウキかリアムの選択になる。どちらも間違いなく(レッドブルに乗る)資格を持っている」と答えたホーナー代表。角田に関しては「最近、アブダビでユウキとテストを行い、エンジニアリングチームと共に働くチャンスを与えた」と、最終戦後に行われたアブダビテストについて言及している。

■角田かローソンか「今後数日で決断する」

 また角田とシートを争う同僚のリアム・ローソンに関しては、「今年も、何度も裏で我々とテストを行っている。とてもよくドライブしていたよ。彼が行った7、8レースでね」と説明。「だから我々は全ての情報を持っている。注目し、考えて、エンジニアリングチームとも相談して、今後数日で決断するだろう」と、断言した。

 また同メディアはドライバー選びの基準に関しても質問。レッドブルは2025年限りでホンダとのパートナーシップを解消し、2026年からフォードと組むことを発表しているが、「ドライバーの決断について1つだけ聞かせてください。ユウキはホンダと提携している。可能な限り彼の邪魔をしないことを期待しているようですが」と切り込んだ。

 この質問に対しホーナーは、「恐らくF1史上最も厳しいシーズンになる来季、我々にとって最も重要なことは、確実に他のドライバーたちと可能な限り近いパフォーマンスができる2人のドライバーを配置することだ」とあくまで来季の戦いの為の選択であることを強調した。

 続けて「来年ペアを組む(フェラーリの)ハミルトンとルクレールや、(マクラーレンの)ノリスとピアストリ、もちろん(メルセデスの)ジョージ・ラッセルも来季新しい人材とペアを組む。だから来季はかなり厳しくなる」と他チームを警戒。「我々が決断する際には、どのラインナップがベストか、そのことを心にとめて置く必要がある」と語った。(THE ANSWER編集部)

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