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37歳織田信成の18歳下後輩へ取った行動「ノブは…」 スポーツマンシップが隠れた最後の全日本

THE ANSWER / 2024年12月21日 21時36分

フリーで演技する織田信成【写真:中戸川知世】

■全日本選手権

 フィギュアスケートの全日本選手権は21日、大阪・東和薬品RACTABドームで男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位の37歳・織田信成(大阪スケート倶楽部)は150.15点、計234.68点の4位に入った。2013年に一度は引退し、22年に復帰した大ベテラン。最後と公言する全日本の演技を終えた直後、スポーツマンシップが溢れる行動を取っていた。「ノブはチアリーダーだ」と注目を集めている。

 織田が万感の演技を終えた直後だった。キス・アンド・クライで座ると、目の前にいたのは演技を始める直前だった19歳の三浦佳生。織田は18歳下の後輩選手の方を向いた。両手を口元に当て、エールを送るようなポーズ。この場面は中継にも映っていた。

 米名物記者ジャッキー・ウォン氏はXを更新し、この場面の画像付きで「フリーを終えたノブはカオ・ミウラのチアリーダーだ」とスポーツマンシップを称賛した。ファンからは「ノブは本当にピュア!」とコメントが寄せられている。

 織田は1月の国民スポーツ大会冬季大会(旧冬季国体)が現役最終戦。この日は演技直後に客席に向かって深々と頭を下げ、「感謝の気持ちでいっぱい。感謝の気持ちを最後にお礼に込めてしていました」と明かしていた。(THE ANSWER編集部)

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