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“りくりゅう”2人のクリスマス予定がシンクロ「えー!奇遇だね」 5年ぶりV後に判明【全日本フィギュア】

THE ANSWER / 2024年12月22日 18時19分

ペアで優勝した三浦璃来、木原龍一組【写真:中戸川知世】

■全日本フィギュア・ペアフリー

 フィギュアスケートの全日本選手権は22日、大阪・東和薬品RACTABドームでペアフリーが行われた。ショートプログラム(SP)首位の“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は138.17点をマーク。合計212.33点で5年ぶりの優勝となった。

 出場自体が5年ぶり。この日の演技ではサイドバイサイドのジャンプでミスが出たが、ダイナミックなリフトを決めるなど観客を魅了。フィニッシュ後は木原が膝をついて謝るような仕草も見せ、三浦とハグを交わした。国際スケート連盟(ISU)非公認ながら、フリーで今季ベストの得点となった。

 木原は「ミスがあって申し訳ない」と話しながらも「ポジティブに反省して、次につなげたい」と前向き。三浦も「今シーズン一番高い点数をいただけた。私たちも自信になりました」と頷いた。

 クリスマスを跨がない全日本。束の間のオフの予定を聞かれた三浦は「やっと実家でゆっくりできる。もう歯医者の予約を取りました」と明かすと、木原が「僕も歯医者なんですよ」と反応。三浦は「えー! 奇遇だね」と驚いていた。ただ、予約日は三浦が23日で木原が24日。「あー、残念」と笑わせた。

 ISUはウクライナ侵攻で国際大会から除外されていたロシア、同盟国のベラルーシの選手について、中立選手(AIN)として2026年五輪の予選参加を認めることを発表している。個人で1枠の獲得が可能となる限定的な条件。まだロシア勢と戦うことが決まったわけではないが、木原は「必ず戻ってくるだろうと予想していた。彼らの技術力は未だにトップレベル。その技術力に追いつけるように努力していかないといけない」と気を引き締めていた。(THE ANSWER編集部)

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