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リングに乱入「オレと戦え」 27歳王者が“最強”ウシクに要求「略奪のリベンジさせろ」

THE ANSWER / 2024年12月22日 19時33分

対戦したオレクサンドル・ウシク(左)とタイソン・フューリー【写真:ロイター】

■世界ヘビー級タイトルマッチ

 WBA・WBC・WBO世界ヘビー級タイトルマッチが21日(日本時間22日)、サウジアラビア・リヤドで行われ、3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)が挑戦者タイソン・フューリー(英国)との再戦に3-0の判定勝利。王座を防衛した。試合後にはIBF世界同級王者がリングに乱入。「リベンジさせろ」とまくし立てた。

 権威ある米専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンドランキングで、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥を抑えて首位に立つ“最強の男”ウシク。12回を戦い抜き、ジャッジ3人全員が116-112でウシクを支持した。試合後リング上でインタビューを受けていると、IBF世界同級王者ダニエル・デュボア(英国)が乱入。マイクを持つと「ウシク! 俺にリベンジさせろ。リベンジさせるんだウシク」と目の前で再戦を要求した。

 両者は昨年8月に対戦し、ウシクが9回KO勝ち。5回にはウシクがローブロー判定で倒れていたが、デュボアは試合後「ローブローじゃなかったと思う。勝利をだまし取られた」と不満を口にしていた。この日もデュボアは「よくやった」とウシクを称えつつ、「前回は(勝利を)略奪された。オレと戦え」と語気を強めていた。

 英興行大手「マッチルーム」公式Xが実際の映像を公開。ウシクは「準備は出来ている。事前で問題ない。少しの間家に戻れば、その後はバッチリだ」とデュボアとの再戦に前向きだった。(THE ANSWER編集部)

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