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有馬ゴール直前で「こんな表情してたんだ!!」 ハナ差激闘の横で…一瞬見た56歳名手の無念が話題

THE ANSWER / 2024年12月23日 10時42分

有馬記念を制したレガレイラ(左)【写真:産経新聞社】

■第69回G1有馬記念

 中央競馬の総決算となる第69回G1有馬記念(芝2500メートル)が22日に中山競馬場で行われ、戸崎圭太騎乗の5番人気レガレイラ(牝3・木村、父スワーヴリチャード)がハナ差の大接戦を制し、優勝した。勝ち時計は2分31秒8。3歳牝馬としては64年ぶりの勝利という快挙を達成した。ゴール前、最後まで踏ん張っていたダービー馬の鞍上が悔しさをにじませた表情がネット上に拡散すると、ファンから「こっちまで泣けてきます」「初めて見たかも」といった声が上がっている。

 逃げ馬不在で今年のダービー馬ダノンデサイルがスローペースで引っ張る展開。3、4コーナーからペースが上がり、直線に向くと好位の内につけていたレガレイラが抜け出し、外から来て併せ馬の状態となったシャフリヤールと叩き合いに。2頭並んだままゴール板を駆け抜けたが、写真判定の末、ハナ差でレガレイラに軍配が上がった。

 勝ったレガレイラに脚光が浴びせられる中、ネット上にはあと80メートルのところでまで先頭に立っていたダノンデサイルが2頭にかわされた瞬間の56歳・横山典弘騎手の表情をとらえた写真が拡散されて話題に。馬上から一瞬だけ左を向き、悔しさをにじませた様子にファンからはさまざまな声が上がった。

「非常に悔しそうに歯を食いしばっているダノンデサイル×横山典弘騎手を見ているとこっちまで泣けてきます」
「惜しすぎる…泣ける!!」
「これも競馬、戸崎もこの悔しさをダービーで味わったが腐らなかった」
「典さんの表情で本当に涙が出た」
「初めて見たかもこんなに悔しそうな典さん」
「典さんこんな表情してたんだ!!」
「何というか人間味があってすごく良い」


レガレイラ(青帽)とシャフリヤール(ピンク帽)をチラリと見るダノンデサイル鞍上の横山典弘(左)【写真:産経新聞社】

 ダノンデサイルは今年の日本ダービーで9番人気の低評価ながら、横山騎手に導かれて快勝。菊花賞は不完全燃焼の競馬で6着に敗れていたが、暮れの大一番でしっかりと存在感を示した。(THE ANSWER編集部)

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