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有馬14着馬の走りが「つらくて見れない」 無抵抗敗戦も尽きぬ騎手への称賛「馬ファーストを実感」

THE ANSWER / 2024年12月24日 21時3分

中山競馬場で行われた第69回G1有馬記念【写真:産経新聞社】

■第69回G1有馬記念

 中央競馬の総決算となる第69回G1有馬記念(芝2500メートル)が22日に中山競馬場で行われ、戸崎圭太騎乗の5番人気レガレイラ(牝3・木村、父スワーヴリチャード)がハナ差の大接戦を制し、3歳牝馬としては64年ぶりの優勝という快挙を成し遂げた。日本中央競馬会(JRA)は14着のスターズオンアース(牝5・高柳瑞)に騎乗した川田将雅騎手のジョッキーカメラを公開。ファンからは「悲しくて泣いた」「馬ファーストなところを改めて実感した」といった声が上がっている。

 逃げ馬不在でスタートから先頭に立ったのは、今年の日本ダービー馬・ダノンデサイル。4枠7番からまずまずのスタートを切ったスターズオンアースは中団のインからレースを運んだ。スローペースで手応えも悪くなかったが、3コーナー手前からペースが上がると苦しくなり始め、前の狭いスペースにレガレイラに入られたこともあって、川田騎手が「お~!」と声を上げるシーンも。そこからは外の各馬に次々と抜かれ、4コーナーを回るところでは最後方に下がった。そこからは無理に追うこともなく14位で入線した。

 JRA公式YouTubeチャンネルが公開したジョッキーカメラの映像を観たファンからはさまざまな声が。「川田が雄叫びを上げ、皆に追い抜かされ、背中を遠く見つめながら追走する…こんな辛いジョッキーカメラははじめて」「悔しくて悲しくて泣いた」「3角あたりから先辛くて見れない」「スタオンのジョッキーカメラ悲しくて途中で閉じました」など、桜花賞とオークスの2冠を制した名牝の苦しい走りに胸を痛める声が上がった。

 一方で「ポジションは取ったけど…まともに追ってなかったね。 無事にレース終えられたとみるべきなんだろうね」「川田騎手、スターズオンアースを無事に回してきてくださってホッとした ジョッキーカメラでも最後止めてたの見て、馬ファーストなところを改めて実感した」「川田騎手は追ってないね。手応えか違和感感じて最後まで無事に終えるのを優先した感じね」「川田騎手が無理をさせなかった為後退していったのだと思う」など、川田の騎乗を称える声も広がっている。(THE ANSWER編集部)

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