「4角の抜群の手応え見て」 “史上最強世代”を鬼脚で撃破、ドウデュースの伝説決着に甦る衝撃
THE ANSWER / 2024年12月26日 8時13分
■ドウデュースの功績を振り返る
来年から社台スタリオンステーション(SS)で種牡馬入りが決まったG1・5勝馬ドウデュース(牡5・友道、父ハーツクライ)。2歳は朝日杯FS、3歳は日本ダービー、4歳は有馬記念、5歳では天皇賞・秋、ジャパンカップと、4年連続に加え、1600メートルから2500メートルの距離でG1を勝つという万能性や完成度、成長力を兼ね備えた名馬だった。3歳の日本ダービーでは、後の世界最強馬イクイノックス含め出走馬18頭中17頭が重賞勝ちという異例の快挙を達成した“史上最強世代”の頂点に立った。これが改めて注目を浴び「伝説的決着」「4角の抜群の手応えを見て」などの声が上がっている。
ドウデュースは鞍上に武豊を迎え、21年9月の小倉でデビューした。1番人気の期待に応え、新馬勝ちすると、2戦目のアイビーSでも完勝。無傷で2歳マイル王決定戦・朝日杯FSに臨んだ。中団待機から直線で外に持ち出されると、見事な末脚で差し切り、G1勝利を収めた。
3歳になると目標はクラシックへ。弥生賞は2着、皐月賞は3着と差し切れない展開が続いて迎えた日本ダービー。13番からスタートしたドウデュースは後方待機でレースを進めた。1000メートル通過が58.9秒と締まった流れ。ドウデュースは動かず、最後の直線を迎えた。抜群の手応えで外に持ち出すと、一気に加速して前の馬を飲み込んでいく。後の菊花賞馬アスクビクターモアを捉えると先頭に。後ろからは後の世界最強馬イクイノックスが猛追してくるが、振り切ってゴールイン。武の右手が上がり、大歓声に包まれた。2分21秒9はダービーレコードとなった。
今となっては伝説の2022年日本ダービー。ドウデュースの引退に合わせて多くのファンが見返し、ネット上には衝撃や感動の声が寄せられていた。
「伝説的決着」
「自然と涙出た」
「ダービーの良さのすべてが詰め込まれたレース」
「本当に衝撃受けた」
「直線の手応えを見るだけでビール3杯は飲める」
「4角の抜群の手応えを見て、ドウデュースが勝つと分かった」
ドウデュースは初年度種付け料が1000万円となることが、繋養先の社台SSで発表された。産駒は2028年のデビューが予定される。(THE ANSWER編集部)
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