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「来年ダートで世界一になってくれる」 国内7戦無敗フォーエバーヤングの圧勝をアンカツ絶賛「あのスタート決められたら…」

THE ANSWER / 2024年12月29日 18時3分

東京大賞典を快勝で制したフォーエバーヤング【写真:産経新聞社】

■G1東京大賞典

 今年最後のG1レースとなる東京大賞典(ダート2000メートル、10頭立て)が29日に大井競馬場で行われ、圧倒的1番人気のフォーエバーヤング(牡3・矢作、父リアルスティール)が直線抜け出して快勝。10月のジャパンダートクラシック(JDC)以来となるG1級レース3勝目を飾った。今年はケンタッキーダービー、BCクラシックで世界の強豪馬と大接戦を繰り広げた日本のダート最強馬が実力を示した。G1・28勝を含む通算4464勝を挙げた元騎手は、あまりの圧勝ぶりに「お手上げ」。来年に大きな期待を寄せた。

 レースはクラウンプライドが好発から先導。海外帰りのフォーエバーヤングも4枠4番のゲートから好スタートを切ると、2番手からレースを進めた。4コーナー手前では坂井瑠星騎手の手綱が激しく動いたが、直線に向くと豪脚を披露。外から追い込んできたウィルソンテソーロ、内強襲のラムジェットを完封し、1着でゴール板を駆け抜けた。これで国内レースは7戦7勝となった。

 手応えの悪さから一瞬危うい場面も見られたが、それも杞憂に終わった内容に、地方と日本中央競馬会(JRA)合計4464勝、G1級レースもキングカメハメハなどで28勝を挙げ「アンカツ」の愛称で知られる元騎手・安藤勝己氏は自身のXを更新。「あのスタート決められたらお手上げ」と好発から2番手につけたレースぶりに舌を巻いた。

 手応えが悪くなった原因については「跳びが大きいからコーナーでモタつくところあるけど、追えば追うだけ伸びとるからね」と心配する様子もなし。「来年ダートの世界一になってくれるでしょ」と世界のG1レース制覇への期待を込めた。(THE ANSWER編集部)

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