日本の高校サッカー珍光景に海外も仰天 主将の“心理戦”に「この動きの背景は？」の声

尚志のGKが見せた独特な動きに海外サッカーファンが仰天【写真：荒川祐史】

■全国高校サッカー選手権

　全国高校サッカー選手権は29日、NACK5スタジアム大宮などで1回戦が行われた。尚志（福島）は東福岡（福岡）にPK戦の末敗戦。GKが見せた独特な動きが海外のサッカーファンを仰天させている。

　珍しい光景だった。0-0でPK戦に突入した一戦。後半アディショナルタイムに投入された尚志のGK針生東（3年）は、キッカーを前にキャプテンマークをつけた腕を揺らして飄々とステップを踏んだ。さらに、ゴールライン上に堂々と胡坐をかくとスタジアムは騒然。心理戦を仕掛けるかのようだった。

　X上で動画が拡散されると、海外のサッカーファンも興味津々の様子。「GKは映画のオーディションを受けていたんだ」「なかなかなフットワークだね」「スムーズだ」「この動きが生まれた背景は何なんだろう」などの声が上がっていた。

　PK戦では、尚志が成功3人だったのに対し東福岡は全員が成功。針生の作戦は実を結ばなかったが、見る者に強烈な印象を残していた。（THE ANSWER編集部）