女子駅伝の激走6人抜きに「リニアモーターカーみたい」 不破聖衣来の大学ラストラン、増田明美も驚き

5区で6人抜きの激走を見せた拓大・不破聖衣来【写真：産経新聞社】

■富士山女子駅伝

　全日本大学女子選抜駅伝（富士山女子駅伝）が30日、静岡の富士市と富士宮市の7区間43.4キロで行われた。5区では拓大・不破聖衣来（4年）が6人抜きで4位に押し上げる激走。フジテレビ系列の中継で解説を務めた増田明美さんも驚きを隠せなかった。

　10位で襷を受けた不破。2キロ過ぎで3人目を抜くなどグングン順位を上げ、最後は4位で門脇奈穂に繋いだ。増田さんは6人を抜き去った走りを「リニアモーターカーみたいに無駄がなくスイスイ進んでいく」と表現していた。

　33分45秒だったサラ・ワンジル（大東文化大）には惜しくも及ばなかったが、33分51秒の大学ラストラン。X上の陸上ファンも「素晴らしい快走！」「サラと6秒差は復活の兆しだね」「区間2位になるまで復調は凄いな」「不破さん元気そうで良かった」「走ってるだけで見てるこっちは泣けてくる」などと感動した様子だった。（THE ANSWER編集部）