RIZINの大荒れ審判殴りに海外騒然「気が狂ってた!!」 日本のイベントで「格闘技史上最も野蛮」

シナ・カリミアン【写真：産経新聞社】

■RIZINの一戦が海外から注目

　格闘技イベント「RIZIN DECADE」が12月31日、さいたまスーパーアリーナで開催され、審判が殴られる大荒れの試合が生まれた。安保瑠輝也と対戦したシナ・カリミアン（イラン）が反則技を止めず。審判の顔を襲い、海外ファンは「気が狂ってた!!」と騒然としている。

　あらぬ角度から拳が乱れ飛んだ。6回残り1分49秒。カリミアンはバックブローを放った。空振りに終わったが、ボクシングルールのため注意を受ける事態に。しかし、悪びれる様子はない。再開後は遠い距離から安保がバックブロー。さらにカリミアンがまたもバックブローを放った。すかさず止めに入ったレフェリーの顔面を拳が強襲。顎が上がり、間に入った後も殴られた。

　関係者が続々とリングに上がってようやくストップ。大荒れの展開にリングサイドの朝倉未来も茫然と見つめるしかなかった。一連の動画をRIZINのストリーミングサービス「RIZIN.tv」の公式Xが公開。「乱闘が勃発」「シナ・カリミアンが審判を殴った！」と紹介した。

　海外ファンから「審判は強烈なエルボーをくらったのにまだ立ってる！」「狂気的だ」「なんてこった！」「これは気が狂ってた!!」「これは私が格闘技で見た中で最も野蛮なものの一つだった」「異常な行動だ」と指摘されている。

　結果は安保の判定勝ち。まさかの展開が話題を集めることになった。（THE ANSWER編集部）