驚異の11人抜き、箱根駅伝の「1:09:12」に走った衝撃 実況アナが降臨称えた「初代山の神」【名珍場面】
THE ANSWER / 2025年1月2日 4時4分
■箱根駅伝は今年で101回目
2、3日に行われる箱根駅伝は今年で101回目を迎える。過去にはいくつものドラマを生んできた正月の風物詩。大会を前に名珍場面を振り返る。2005年の第81回大会では、5区で驚異の11人抜きが誕生。区間記録となる「1:09:12」に衝撃が走った。
小田原中継所から芦ノ湖までの厳しい山上りとなる5区。2005年、順大のエース・今井正人(2年)が凄まじい走りを見せた。15位でタスキを受けたが、早々に明大を抜き去ると、涼しい顔で走り抜けて8キロ通過前に8人抜きを達成した。
勢いが止まらない今井は中大を抜いて9人抜き。歯を食いしばりながらも激走を続け、最終的に11人抜きの4位でフィニッシュした。区間記録を大幅に更新する1時間9分12秒。翌年からも5区を走り、3年連続で区間賞を獲得。2年連続の往路優勝に導いた07年には日本テレビの河村亮アナウンサーが「山の神、ここに降臨。その名は今井正人」と実況で称え、「初代・山の神」と呼ばれるようになった。
東洋大・柏原竜二が2代目、青学大・神野大地が3代目の山の神と呼ばれるなど、今井の快走をきっかけに5区で特別な輝きを放った選手に「山の神」の称号が与えられるようになった。今井は卒業後、トヨタ自動車九州に入社。15年東京マラソンで2時間7分39秒の7位となるなど活躍し、24年2月の日本選手権クロスカントリーを最後に現役引退している。(THE ANSWER編集部)
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