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涙の棄権…大坂なおみは「なんと不運」「信じられない」海外悲痛 ただ「全盛期に戻りつつある」次戦に期待も

THE ANSWER / 2025年1月5日 16時3分

決勝棄権後にクララ・タウソンと話す大坂なおみ【写真:Getty Images】

■ASBクラシック

 女子テニスのASBクラシックは現地5日にニュージーランド・オークランドで決勝が行われ、世界ランキング57位の大坂なおみ(フリー)は第1セットを先取するも、第2セット開始前に途中棄権。準優勝となった。まさかの結末に海外ファンからも「なんと不運な」「信じられない」などの声が寄せられた。

 2023年7月に出産してから初となるツアー大会決勝に進出した大坂。クララ・タウソン(デンマーク)との決勝では、第3ゲームでブレークに成功し、試合を優位に進める。第5ゲームでもブレークに成功。そのまま6-4で第1セットを先取した。しかし、第2セット開始前に体を痛めた模様。自分の足でタウソンの元へ歩き、審判とも握手したが、唇を噛みしめ、無念の表情で荷物を片づけた。

 ポルトガルのスポーツ紙「レコード」のテニス担当ホセ・モルガド記者は自身のXで「ナオミ・オオサカがクララ・タウソンとの決勝で第1セットを取った後に棄権という、オークランドのとても悲しいシーン。どうやら背中下部か腹部に何かあったようだ」とWTAの動画を添えて速報。続けて「ナオミは涙。重傷ではなく、全豪オープンに向け大事を取ったためと願う。ただ、あまり良い状況ではなさそうだ」と大坂の様子を伝えた。

 海外テニスファンも沈痛。モルガド記者のXには「とても悲しい」「なんと不運な」「優勝を期待していたのに」「信じられない。第1セットを取っただけで棄権とは」「悲しい動画」などのコメントが寄せられた。ただ、「全豪に出られることを祈る。彼女は全盛期に戻りつつある」と次戦での復活を期待する声も多く上がっていた。(THE ANSWER編集部)

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