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松山英樹の正確無比な一打が「ただただ信じられない」 “1000分の1の奇跡”に再脚光「歴史上最高」

THE ANSWER / 2025年1月9日 21時3分

2022年ソニー・オープンで優勝した松山英樹【写真:Getty Images】

■ソニー・オープンが日本時間10日に開幕

 米男子ゴルフのソニー・オープンが9日(日本時間10日)に米ハワイ州ホノルルのワイアラエCC(7044ヤード、パー70)で開幕する。PGAツアーは、前週の開幕戦ザ・セントリーでツアー11勝目を挙げた松山英樹(LEXUS)が、2022年に同オープンを制した際に放った“1000分の1の奇跡ショット”の動画を公開。米ファンから「歴史上、最高のウッドショットの1つだ」「ただただ信じられなかった」と、再脚光を浴びている。

 伝説が生まれたのは22年のソニー・オープン最終日。18番パー5で行われたラッセル・ヘンリー(米国)とのプレーオフ1ホール目だった。277ヤードを残したフェアウェーからの第2打。3番ウッドで放たれたボールはグリーンに着弾し、ピンそば1メートル弱まで寄せるスーパーショット。そのままイーグルを奪い、優勝を勝ち取った。

 PGAツアー公式インスタグラムは3年の時を経て再び映像を公開。「ヒデキ・マツヤマは史上最高のショットを放ち、2022年のプレーオフで勝利した」とつづって再脚光を浴びせると、米ファンからは「PGAの歴史上、最高のウッドショットの1つだ。以上」「ヒデキよりフェアウェイウッドを上手く打てる人なんているのかな」「どうすればそんな正確に打てるんだ」「あれはただただ信じられなかった」「これは覚えている、なんてショットだ」と称賛の声が相次いだ。

 優勝当時、スタッツ専門家のルー・スタグナー氏が公開したデータを米専門誌「ゴルフダイジェスト」が紹介。2004年からの18年間、この18番のフェアウェーでは残り275~280ヤードからのショットが計2万7018回あり、そのうちピンまで36インチ(約91センチ)以内に寄せたのは29回しかなかったとし、松山の超絶ベタピンが、ほぼ“1000回に1度”の奇跡的ショットだったことが話題となっていた。

 松山は初日、サヒス・ティーガラ(米国)、ラッセル・ヘンリー(米国)と同組でラウンド。開幕2連勝ならびに、22年以来2度目となる同オープンVを狙う。(THE ANSWER編集部)

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