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錦織圭に0-2から大逆転負け直後「ネット越しに…いい奴」 紳士に振る舞う敗者モンテイロに称賛【全豪OP】

THE ANSWER / 2025年1月12日 16時33分

全豪オープン初戦で勝利し、ガッツポーズする錦織圭【写真:ロイター】

■全豪オープン

 テニスの全豪オープンが12日、オーストラリア・メルボルンで開幕した。男子シングルスでは世界ランク74位の錦織圭(ユニクロ)が登場し、同106位のチアゴ・モンテイロ(ブラジル)と対戦した。3-2(4-6、6-7(4)、7-5、6-2、6-3)で逆転勝ち。4時間を超える熱戦を制し、全豪OPでは6年ぶりに初戦突破した。試合後、逆転負けした対戦相手が笑顔で錦織の肩を抱いており、称賛の声が上がっている。

 サウスポーのモンテイロを相手に第1、2セットを落とした錦織。それでも第3セットは自らのサービスがテンポよくキープし、第11ゲームで初のブレイクに成功。そのまま7-5で取りきった。これで勢いに乗った錦織。第4セットは6-2で奪うと、ファイナルセットも優位に進め4時間6分の熱戦を制した。

 試合後の挨拶、負けたモンテイロは笑顔で錦織を出迎えていた。握手をすると錦織の肩を抱いて、何か話しかけるように労い、何度も肩をポンポンと叩いていた。

 モンテイロの行動にX上のテニスファンも感激。「ネット越しに気持ちがよい挨拶。いい奴なんだな」「握手した後も何度も錦織に話しかけて励ましてくれてた感じがとても好感持てたわ」「本当にモンテイロも素晴らしかった」「最後握手の時に笑顔で話しかけれるモンテイロも本当に素晴らしい」「この敗者モンテイロの笑顔」など感激の声が広がっていた。(THE ANSWER編集部)

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