日本での日々に「心から感謝」 最終日に爆穴演出、英騎手夫妻に惜別の声「素敵なご夫婦」「また来て」

トム・マーカンド騎手【写真：Getty Images】

■短期免許期間が終了

　日本中央競馬会（JRA）から短期免許を交付されていた英国出身のトム・マーカンド騎手が妻のホリー・ドイル騎手とともに13日の最終日の騎乗を終え、自身のXで感謝をつづった、夫婦2ショット写真を公開すると、競馬ファンから「年々うまくなっててすばらしい」「爆穴持ってきて夫婦でワンツーすごかった」といった惜別の声が寄せられている。

　昨年11月9日から12月22日、さらに今年1月5日から14日までの期間で短期免許を取得していたマーカンドとドイル。重賞こそ勝てなかったが、マーカンドは12、13日の中山競馬で計6勝の固め打ち。特に最終日の13日はメインを含む10、11、12レースを3連勝という最高の形で締めた。同じく中山で騎乗していたドイルも11日に2勝、13日の初春Sでは16頭立て14番人気のエレガントムーンで2着し、1着のロードフロンティア騎乗のマーカンドとの“夫婦ワンツー”でファンを沸かせた。

　マーカンドは14日にXを更新し「日本中央競馬会（JRA）に短期免許を再度提供していただき、心から感謝しています」「また、すべての調教師、馬主、厩舎スタッフ、そしてファンの皆さん、サポートをしていただきありがとうございました。おかげさまでとても楽しい時間を過ごすことができました！中山での週末を勝利で締めくくることができて、本当に嬉しかったです。また次回お会いしましょう」と感謝をつづり、ドイルと寄り添った2ショット写真を公開した。

　2022年から実質3年連続で短期免許での騎乗を終えた2人にはファンからも「ご夫婦でまた来てくださいね」「素敵なご夫婦」「競馬学校で講師してもらえるだけでも来てもらう価値ある」「良すぎ」「最後の3レースは強烈でした　おかげで回収できました」「マーカンド今年はよく頑張ったな！奥さんの前でかっこいい姿見せられて良かったな！」「最終日マーカンドさん勝ちまくってたしドイルさんも爆穴持ってきて夫婦でワンツーしてたしすごかったw」といったコメントが集まっている。（THE ANSWER編集部）