海外で高まるBリーグの存在感「現在アジアNo.1」 球宴にメディア30人来日でわかった屈指の魅力
THE ANSWER / 2025年1月19日 9時50分
■りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2025 IN FUNABASHI
バスケットボールのBリーグオールスター第1日が18日、千葉ジェッツの本拠地ららアリーナ東京ベイで開催された。19日のオールスターゲームを前に、若手で構成されるライジングスターズが、アジア特別枠から選抜されたアジアオールスターズに124-121で初勝利。約30人の海外メディアが集まり、国外からのBリーグの関心度の高さを感じさせた。
プレスルームには多言語が飛び交っていた。3選手が出た台湾からは3社5人のメディアが来日。最多5人出場のフィリピンはテレビ2局などが詰めかけた。韓国はこの日出場者がいなかったにもかかわらず、6媒体が集結。ヤン・ジェミン(仙台)が本戦に出る19日はさらに4媒体増え、10社20人以上の体制になる。
アジアオールスターズ【写真:中戸川知世】
昨季からBリーグを配信するフィリピンのケーブル局「ソーラースポーツ」のジェロ・パスコーギン氏は「もの凄い速さで人気を獲得している」と証言。21年には、主将だったキーファー・ラベナやドワイト・ラモスら同国代表がBリーグ入りした。盛り上がりが加速し、いまやNBA、国内大学リーグ、国内プロリーグに次ぐ注目度という。
全米大学体育協会1部や母国の大学でプレーした北海道所属のラモスは、Bリーグ4季目を迎えた。「他の国から既にアジアトップクラスと見られている。組織的で速く、3ポイントシュートがうまい」と特徴を表現。中国プロリーグ(CBA)で4季プレーした中国籍のマイケル・オウ(千葉)も「現在アジアで最高のリーグ。世界中から選手が来ている」と同調した。
千葉ジェッツで同僚である金近の積極的なDFに思わず笑ってしまうオウ(右)【写真:中戸川知世】
ドイツや豪州など強豪国の代表も在籍し、競争力は中国以上だという。国際化によるレベルアップ、応援の熱量、給与面は選手目線でも魅力的だ。Bリーグはこの日、NBAと世界初となる戦略的提携に基本合意。世界2位のリーグを目指す島田慎二チェアマンは「競技力においてもビジネス市場としても価値がないと、NBAも組む意味がない」と成長力に手応えを示した。
他競技と比べても、国内で安定した人気と集客力を持ちつつあるBリーグ。世界最高峰NBAに次ぐリーグへの挑戦は続く。(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
バスケの祭典「Bリーグ オールスターゲーム」NHK BSできょう生中継 日本代表・渡邊雄太が初出場
ORICON NEWS / 2025年1月19日 8時30分
-
オールスターゲーム開催前に千葉ジェッツ2人 児童養護施設訪問
チバテレ+プラス / 2025年1月17日 20時12分
-
バスケットボールBリーグのスター選手ら 船橋市に大集結!
チバテレ+プラス / 2025年1月17日 17時46分
-
最強帝京大の喋れなかった主将の言葉力 4連覇の裏で悩んだ、部員150人へ「どうしたら伝わるか」【ラグビー大学選手権】
THE ANSWER / 2025年1月14日 6時43分
-
【千葉ジェッツ】東山高校の瀬川琉久選手とチームの歴史として初の高校生プロ選手契約を締結!!
PR TIMES / 2025年1月9日 17時45分
ランキング
-
1大谷がロス山火事支援7800万円で手にする「日本人初の栄誉」 イチロー、松井秀、ダルでさえ手が届かず
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月19日 9時26分
-
2世界が驚愕…17歳の天才日本人「真似なんかできひん」 フランス翻弄した反転ロング弾
FOOTBALL ZONE / 2025年1月19日 7時35分
-
3青柳晃洋は「40人枠をつかむことは難しい」 GM補佐が高評価も…待ち受ける“茨の道”
Full-Count / 2025年1月19日 10時51分
-
4国際選手契約が日本時間16日スタート 昨年は初日に290件が成立 ボーナス枠増額トレードも焦点
スポニチアネックス / 2025年1月15日 9時39分
-
5カー娘も懸念を表明…カーリングの新ブラシは高速水着や厚底シューズと同じ道を辿るのか
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月19日 9時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください