佐々木朗希に6年62億円の大谷ロード 2028年に大幅昇給へ、米メディア解説「期待に応えれば…」
THE ANSWER / 2025年1月19日 15時3分
■大谷は6年目に年俸47億円、米メディア「同じような金額を稼ぐ」
米大リーグのドジャース入りが決まった佐々木朗希投手は、23歳でポスティングシステムを利用したため、マイナー契約からのスタート。メジャー昇格しても当面は最低年俸でのプレーとなる。ただ、ドジャースの地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は、FAとなるまでの6年間に大谷翔平投手と「同じような金額を稼ぐことができる」と指摘している。
23歳の佐々木は、海外選手の青田買いを防ぐための「25歳ルール」でマイナー契約からスタート。米複数メディアによれば、契約金も650万ドル(約10億1600万円)にすぎない。格安ぶりは米国でも注目され、ロサンゼルス・タイムズは「ロウキ・ササキ契約のポイント:彼はいくらもらえるのか? ドジャースのローテーションはどれほどよくなるのか?」という記事を掲載した。
佐々木が開幕メジャー入りしても、最初の3年間はリーグ最低年俸で契約。2025年は76万ドル(約1億2000万円)、2026年は78万ドル(約1億2300万円)となり、2027年は未定という。その後は年俸調停権を得るため「2028年からついに大幅な昇給を受けられるが、依然としてバーゲンとみなされる可能性がある」とも指摘した。
比べられるのは、2018年に23歳でエンゼルスでに加入した大谷だ。記事は2021年から2年総額850万ドル(約13億3700万円)でプレーし、その間に2023年の3000万ドル(約46億8800万円)の契約交渉を進めていたと紹介。「結果的に、オオタニはエンゼルス在籍の6シーズンで4000万ドル(約62億2500万円)弱を稼いだ。その間に彼は2度のMVP、新人王、3度のオールスター選出に輝いた」と伝えた。
二刀流の大谷と単純比較はできないが、佐々木の場合も「もし期待に応えれば、6シーズンで彼は同じような金額(それ以上とは言わないまでも)を稼ぐことができるだろう」と、同様の昇給カーブを描く可能性があるとしている。ただ「契約金も考慮に入れたとしても、ドジャースが今冬にブレイク・スネルに5年契約で支払った1億8200万ドル(約273億円=当時)の3分の1にも満たないかもしれない」と、球団には格安と見ている。(THE ANSWER編集部)
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