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佐々木朗希に用意していた金額判明「トレード準備を…」 3.1億円を棒に振った敵球団まで…

THE ANSWER / 2025年1月19日 21時3分

佐々木朗希【写真:Getty Images】

■最終候補とされたパドレスとブルージェイズの状況

 佐々木朗希投手が18日、米大リーグ・ドジャースとの契約をインスタグラムで発表し、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレティック」は発表までの過程などを報じた。ドジャース、ブルージェイズとともに最終候補とされながら獲得を逃したパドレスは、1000万ドル(約15億6300万円)超の契約金を用意するプランがあったという。

 23歳の佐々木争奪戦に泣いたパドレス。「25歳ルール」に触れるため、各球団ごとに定められた上限額で交渉しなければならない。ドジャースの契約金は650万ドル(約10億1600万円)と報じられたが、記事によるとパドレスは上回る金額を用意するつもりだったという。

「メジャーリーグの情報筋によれば、ササキに対しパドレスはボーナスプールを最大まで増やすためにトレードする準備をしており、日本人投手に全額の1000万ドル(約15億6300万円)強を提示すると伝えていた」

 2年待てば多額の契約金が見込まれたが、早くのメジャー挑戦を選択した佐々木。同メディアはブルージェイズの動きも伝えている。

「金曜(米国時間17日)の朝まで、ブルージェイズは依然として策略を巡らせ、前進する意思を示した。国際ボーナスプールの200万ドル(約3億1200万円)を獲得するため、ガーディアンズとのトレードを確定させた。この動きには、マイルズ・ストロー外野手の契約の大部分、1180万ドル(約18億4400万円)を肩代わりする必要があったにもかかわらず、彼らは実行した」

 結果的に佐々木がドジャースを選択したため、ブルージェイズは200万ドル分のトレードを棒に振る形に。記事では「ドジャースが最有力候補と察知したブルージェイズは、ササキ獲得のためなら何でもするという意思を証明する、と決意しているようだった」と推察している。(THE ANSWER編集部)

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