「泣きたい時は泣いていいよ」 失意の高木謠を号泣させた坂本花織の激励メッセージ【インターハイ】
THE ANSWER / 2025年1月22日 7時43分
■フィギュアスケート全国高校選手権
フィギュアスケートの全国高校選手権(インターハイ)は21日まで2日間にわたり、神奈川・KOSE新横浜スケートセンターで女子ショートプログラム(SP)が行われた。20日に演技した高木謠(東京女子学院2年)は56.20点で3位発進。「自分が思っていたよりまとめられた。ホッとした感じです」と語った。
冒頭の3回転ルッツ―3回転トウループの連続ジャンプに回転不足が付くなど細かいミスはあったものの、笑顔で演技を終えた高木。2度目のインターハイで「去年の初めての緊張じゃなくて、少し大人になった、挑もうという気持ちがあった」と精神的な成長を実感していた。5日前に風邪で体調を崩し、2日間休養するアクシデントもあったが「気合で乗り越えて、最後のステップもきつかったけれどちゃんとできたかな」と話した。
昨年のユース五輪で銅メダルを獲得している実力者。しかし今季は故障もあり苦しんだ。夏場に右足首を疲労骨折。十分な練習を積めず、全日本ジュニアは14位だった。落ち込んだ時、温かい言葉をかけてくれたのは先輩たち。「死ぬほど泣いた」と振り返るのは、世界女王・坂本花織からのメッセージだった。
右足首も完治。「笑顔で終わりたい」とフリーに向けて意気込んだ【写真:中戸川知世】
NTC(味の素ナショナルトレーニングセンター)で対面し「こんにちは、大好きです」とファンを公言して以来、気にかけてくれている。不本意な結果に終わった全日本ジュニアの期間中には「自分が泣きたい時は泣いていいよ」「こういう時は誰でもあるからしっかりたくさん泣いて、休んで、明日に備えよう」とのメッセージをもらった。
他にも青木祐奈、渡辺倫果から「誰しもこういう時はある」と同じような内容で励ましてもらった。高木は「(全日本ジュニアは)決めなきゃという気持ちが強くて、ジャンプだけに集中していたと今は思う。温かい言葉を聞いて気持ちもすっきりしましたし、このまま落ち込んでいたら落ち込んだまま下がっていっちゃうんだろうなと思って、泣くのをやめて気持ちを切り替えた」と感謝した。
右足首はすっかり完治。「思いっきり滑って、お客さんが楽しんでもらえる演技をして笑顔で終わりたい」とフリーに向けて意気込んだ。(THE ANSWER編集部)
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