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恋愛関係に例え「駆け落ちした」 佐々木朗希を逃した球団地元記者が嘆き「夢は打ち砕かれた」

THE ANSWER / 2025年1月21日 18時3分

佐々木朗希【写真:Getty Images】

■ブルージェイズ地元は落胆

 ポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指していた佐々木朗希投手は、ドジャースとマイナー契約することになった。最後まで獲得を争ったとされるブルージェイズの周辺では、球団フロントを批判する声が渦巻いている。昨季44本塁打した大砲のアンソニー・サンタンダー外野手と契約したというニュースが流れても、地元テレビ局は「夢は打ち砕かれた」「デジャブだ」と、一昨年も大谷翔平投手の獲得に失敗したのを引き合いに恨み節を並べている。

 大リーグ公式サイトなどは20日(同21日)、ブルージェイズがFAのサンタンダーと5年総額9250万ドル(約143億6000万円)で契約したと報じた。しかしカナダの大手スポーツ専門局「TSN」は「サンタンダーはイエスと答えたが、ササキのノーは未だに痛い」という見出しでスコット・ミッチェル記者の署名記事を掲載。佐々木の獲得失敗を引きずっている様子だ。

 記事は「2年連続でスポーツ界のビッグスターを口説こうとしたが失敗し、ファンをイライラさせていた。そしてササキが誘いを断り、公然と他の誰かと駆け落ちした。今回の場合は、ロサンゼルス・ドジャース、そして昨年の恋の相手、ショウヘイ・オオタニだった」とブルージェイズの現状を紹介。昨オフもエンゼルスからFAとなっていた大谷翔平投手の獲得を目指し、失敗したのを引き合いに出している。

 さらに、佐々木がドジャースとの契約を自ら発表したことも「日本人スターは公にはチームへの加入を検討していたが、インスタグラムの投稿でその夢は一瞬で打ち砕かれた。デジャブだ」と、昨年の大谷にそっくりだと感じているようだ。

 佐々木はまだ23歳で、大リーグ球団による海外選手の青田買いを防ぐための「25歳ルール」に引っかかる。各球団はそれぞれ額が定められた「国際ボーナスプール」の中でしか契約できない。ただこの枠は他球団のものを獲得することが可能で、ブルージェイズは佐々木がドジャース入りを発表する直前に、ガーディアンズとの間でマイルズ・ストロー外野手とボーナスプール200万ドル(約3億1000万円)を獲得するトレードを成立させていた。

 ストローは2026年まで5年2500万ドル(約38億8000万円)の契約を結んでいるものの、昨季は7試合出場に終わっている。ブルージェイズにとっては大きな金銭的負担だ。記事はこのトレードも「ドラマもあった。土壇場でササキを誘惑するため、ガーディアンズと金食いトレードを行ったのだ」と揶揄。「この日本人エースを土壇場で逃したことは、将来の球団の健全さにとって、壊滅的な打撃だった」と、佐々木を獲得できなかったことが球団編成に大きな打撃を加えたとしている。(THE ANSWER編集部)

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