「全ての行動がカッコよすぎ」 オリンピアンを救った「匠の技」に反響「輝きが増した」「お優しい」

大岩義明【写真：Getty Images】

■自身のSNSで感激の報告

　よもやの「劣化」を嘆いていたオリンピアンが歓喜した。パリ五輪総合馬術団体で92年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得した日本代表「初老ジャパン」の最年長48歳の大岩義明が、自身のXを更新。半年前に手にした銅メダルの“修復”を所属先にお願いし、見事に「復活」したことを報告した。輝きを取り戻した写真を公開すると、ファンから「さすが匠の技」「行動がカッコいい」といった反響が寄せられている。

　完全に蘇った。大岩は23日、自身のXで「今日は所属する長野県諏訪市の（株）nittohへ。本社へ行く前に、上諏訪工場へちょっと寄り道。光学レンズの会社ですので、レンズの研磨担当がおります。すみません、メダル磨いて下さい！！無茶を言ってきました…　笑」と投稿。輝きが失われ、黒く劣化したような姿になった銅メダルの写真も公開した。

　そして約2時間後にXを更新。「復活ーー！！」とつづり、歓喜とサムアップの絵文字を添えて、ピカピカになったメダルの写真を公開。担当者が磨いている姿なども紹介し「劣化してしまっても、出来れば表彰式で受け取ったこのメダルを交換したくない。そんな気持ちでいたのでとても嬉しいです。研磨してくれた八町さん、有難うございました！！」と歓喜と感謝を記した。

　ファンからは「思い出の詰まった銅メダルにあの日の輝きが蘇りましたね　さすが匠の技」「> 無事研磨成功おめでとうございます。「数段メダルの輝きが増したような気もしますね」「おお、すごい！」といった声が。また、最後に「もしご希望のメダリストおりましたらお知らせください」と呼びかけたことについても「すべての行動がカッコよすぎます」「戸本選手・北島選手・田中選手に勧めてあげましょう」「窓口になってくださるなんて、お優しいですね大岩さん」といった称賛が集まっている。（THE ANSWER編集部）