「大谷の1014億円契約」が佐々木朗希獲得にまで影響 “お家騒動”に揺れるライバル球団とは明暗
THE ANSWER / 2025年1月25日 5時13分
■佐々木が挙げた球団選びの決め手「フロントの安定感」に様々な声
米大リーグのドジャースと契約した佐々木朗希投手は、22日(日本時間23日)に行われた入団会見で球団選びの決め手として「フロントの安定感」を挙げた。この言葉に、最終候補にまで残りながら獲得を逃したパドレスとの“明暗”を指摘する声が米国の専門家から上がっている。
佐々木は総合的な判断でドジャースを選んだとする一方で、その一つに「フロントの安定感」があったと口にしている。これに反応したのが、米専門メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者だ。
自身のXで「ロウキ・ササキは、ドジャースで最も際立ったのは『フロントオフィスの安定性』だと語った」と佐々木の発言を取り上げ「ショウヘイ・オオタニの契約には、アンドリュー・フリードマンがいなければ球団を去ることができるという条項がある」「明らかに、ササキも優秀なフロントオフィスの存在に気付いていた」とつづった。約1年前の23年12月、大谷が結んだ10年7億ドル(約1014億円=当時)の契約内容が、佐々木までも呼び込んだと見ている。
パドレスが佐々木を獲得できなかったのも、これが理由といえそうだ。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリストのベン・バーランダー氏は自身のXで「ああ、そうだ。パドレスはオーナーシップに関する騒動でロウキ・ササキの獲得を逃した」と指摘した。
パドレスは2023年に亡くなった元オーナー、故ピーター・サイドラー氏の未亡人が、ピーター氏の兄弟をチーム経営権を奪ったとして提訴している。この混乱によって今オフは、補強戦線で大きく出遅れている状況だ。佐々木の獲得戦線ではブルージェイズとともに最終候補の3球団に残ったにもかかわらず“安定感”の欠如が嫌われたと見られているようだ。(THE ANSWER編集部)
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