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井上尚弥にまた挑戦状「俺は楽な相手じゃないぞ」 KO直後にアフマダリエフが要求「場所はどこでも」

THE ANSWER / 2025年1月25日 9時52分

キム・イェジュンと対戦した井上尚弥(左)【写真:中戸川知世】

■井上尚弥が4団体防衛に成功

 ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が24日、東京・有明アリーナでWBO11位キム・イェジュン(韓国)と4団体防衛戦に臨み、4回2分25秒KO勝ちした。元WBA&IBF世界同級王者の30歳ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)は映像で試合を確認。早速、対戦要求している。

 井上との試合を改めて熱望した。決着は4回。左フックを効かせてから滅多打ち。それでも、キムは「来い!」とジャスチャーを見せたが、最後は容赦なくワンツーでぶっ倒し、10カウントとなった。映像を見ていたアフマダリエフは、勝負が決した瞬間に「Ohh」と声を上げて反応。井上の一撃に苦笑いを浮かべていた。

 アフマダリエフは自身のインスタグラムに動画を公開。映像内で「イノウエにとっては簡単な試合だった。グッドマンが怪我して約1週間でこの韓国人を探し出した」と指摘。「俺はイノウエと戦う準備はいつでもできている。場所もどこでもいい。イノウエ自身が最強だと思っているかもしれないが、俺は楽な相手じゃないぞ。ベルトを奪還する。ウズベキスタンにベルトを持ってくる。ウズベクパワーが襲い掛かるぞ」と挑戦状をまたも叩きつけた。

 アフマダリエフは2024年12月のWBA暫定王座決定戦で勝利を収め、指名挑戦権を持つ井上戦をかねて熱望。今月11日に神奈川・横浜市内の大橋ジムで行われた会見で、大橋秀行会長は「あとはピカソ、アフマダリエフ。その辺りで行くと思います」と、あくまで暫定的なものとして今後の対戦候補の名前に言及していた。(THE ANSWER編集部)

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