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水原被告、訴状に残した大谷への言葉「私の人生を捧げてきた」 日本へ強制送還は「事実上確実」

THE ANSWER / 2025年1月25日 15時3分

水原一平被告【写真:Getty Images】

■水原被告に懲役57か月求刑、証拠として公開された音声をメディアが公開

 ドジャースの大谷翔平投手の口座から約1700万ドル(約26億4200万円)の金を盗み、不正送金した罪に問われている元通訳の水原一平被告について、23日(日本時間24日)に米スポーツメディア「ジ・アスレチック」が新たな事実を報じた。同被告が銀行側と電話した生々しい音声データのほか、本人の主張や日本への強制送還が「事実上確実」とする弁護士のメッセージも明かされている。

「独占:オオタニの元通訳がオオタニになりすまして銀行に電話したことを音声が明らかにする」と題された記事では、水原被告に向けた弁護士の言葉が紹介されている。「ミズハラの弁護士は、ロサンゼルス育ちだが米国の市民権を持たないクライアントに対し、『事実上確実に』日本に強制送還され、そこで彼は『この件の独特な悪名高さから、引き続き厳しい監視と恥辱に直面するだろう』と書いた」という。

 訴状によると、水原被告はエンゼルス時代に当初8万ドル(約1200万円)を受け取り、この給与は2022年に25万ドル(約3900万円)に昇給したとされている。さらに24年、大谷のドジャース移籍後には50万ドル(約7800万円)になり、それとは別で大谷からの金銭を受け取っていた。検察によると大谷からはポルシェ・カイエンも贈られたとされている。

 ただ、水原被告は「24時間対応可能」で「極めて薄給」な職業だったと主張。記事では「彼が1年契約だったため、昇給を求めて解雇されるリスクを冒したくなかったとしている。そのため、彼はオオタニとスポンサーや仲介会社、息子の日本での利益を管理する大谷の母親など、全てを繋ぐ役割を務めていた。ミズハラによると、時差により彼は睡眠時間を犠牲にして働くことも多かったという」と同被告の主張が記されている。

 一方、訴状内で水原被告は「私はショウヘイを野球選手として、人間として心から尊敬しており、ショウヘイがグラウンド上で最高な状態でいられるように私の人生を捧げてきました。私への彼の信頼を破ってしまい、本当に申し訳なく思っています」と謝罪したという。(THE ANSWER編集部)

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