16歳で電撃引退、フィギュア元天才少女が「凄い頭身伸びてて…」 復帰シーズン全米2位に称賛の声

アリサ・リウ【写真：荒川祐史】

■全米選手権

　フィギュアスケートの全米選手権は24日（日本時間25日）、女子シングルのフリーが行われ、今季現役復帰した19歳のアリサ・リウが合計215.33点で2位に入った。ショートプログラム（SP）で首位に立った元全米女王の演技が、ファンから「見ている人全員を幸せにするスケート」と称賛されている。

　23日（同24日）のSPで76.36点を記録し、首位発進したリウ。フリーでは鮮やかなゴールドの衣装で演技した。合計点では優勝したアンバー・グレンにわずか1.46点及ばず。それでもキス・アンド・クライでは満面の笑みを浮かべていた。

　X上の日本のファンもリウの演技に目を奪われた様子。「もんのすごい頭身が伸びてて驚いた」「見ている人全員を幸せにするスケート」「ますます美しくなって～」「アリサ・リウさんのヒロイン感よ」「復帰して表現がすごい上手になった」「アリサリウ鮮やかな帰還だった」「復帰1季目で全米表彰台とは…」などの声が上げられている。

　リウは13歳だった19年に史上最年少で全米選手権優勝。天才少女として脚光を浴びた。その後も着実に実績を積み、2022年の北京五輪は7位入賞。同年3月の世界選手権も3位に入ったが、その直後に引退を発表した。2024年3月に現役復帰を発表。今季は10月のブダペスト杯を制し、GPシリーズ第2戦のスケートカナダは6位、第4戦のNHK杯では4位だった。（THE ANSWER編集部）