大谷翔平の日常は「つまらないよ」ベッツ同情のワケ ロッカーでは「普通。ただ…」感じたギャップ

ドジャースの大谷翔平【写真：ロイター】

■米国の番組で「つまらない」理由を説明

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手のベールに包まれた“日常”を、同僚のムーキー・ベッツ内野手が明かした。米国のポッドキャスト番組に出演し「つまらないよ」とキッパリ。そう言わざるを得ない理由も明かしている。

　ベッツは米スポーツチャンネル「ショータイム」のポッドキャスト番組「オール・ザ・スモーク」に出演。司会のマット・バーンズ氏に、グラウンド外での大谷について「彼は英語をしゃべるのか？　くだらないことをしゃべるのか？　冗談を言うのか？」と根掘り葉掘り聞かれている。

「彼は英語を喋るよ、冗談も言うしね」と大谷の英語力を評価した上でベッツは「ただ、彼のことはあまり見ないんだ。本当の意味で見ることができないんだ」とグラウンド外での交流はあまりないと明かす。

　その理由ははっきりしており「彼は文字通りどこにも行けない人物だから。普通の生活を送ることはできないのさ」と大スターだからこその状況を説明。「だからつまらないよ。スタジアムから出たら、彼を見ることはない。理解はできるよ。彼はどこにも行けないと分かっている」と、やや同情気味だ。

　さらにバーンズ氏が「ロッカールームではどうなんだい？」と問うと「彼はクールで落ち着いているよ。本当に静かだ。練習しすぎることも、しなさすぎることもない。彼にとって必要なことをやっているだけだ」と、淡々とした日常を紹介した。

　続けて「彼は本当に普通なんだ。ただやっていることが異常なだけだ。試合前の準備でもしゃべって、試合に出て。普通の人だけど、50-50（50本塁打＆50盗塁）を達成したり、世界中の賞を勝ち取ったり。マジかよってね」と笑う。「（普段の様子を見ていると）忘れてしまうけど、それがショウヘイ・オオタニなのさ」。普段の大谷の姿と残した実績に、ギャップを感じているようだ。（THE ANSWER編集部）