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「これ言えるのスゴい」 女子マラソン自己ベスト更新後の発言に称賛の声、鈴木優花「次はもっと…」

THE ANSWER / 2025年1月28日 11時33分

大阪国際女子マラソン、2時間21分33秒で3位となった鈴木優花【写真:中戸川知世】

■大阪国際女子、残り800メートルで抜かれ3位も自己ベスト更新

 26日に行われた大阪国際女子マラソンで、自己ベストを更新しながらも3位となったパリ五輪代表の鈴木優花(第一生命グループ)の発言が注目を集めている。残り800メートルで小林香菜(大塚製薬)に抜かれ日本人最上位はならなかったものの、2時間21分33秒。レース後、自身のXに「練習量足りてないですね」とつづると、ファンから「勝負している姿に感動しました」と称賛の声が集まった。

 鈴木はレース当日の夜になって、自身のXに「沢山の応援、本当にありがとうございました! 練習量足りてないですね。なるべくしてなった結果です! 次はもっといいタイムで走れるようにがんばります!!!」とつづった。

 レースで鈴木は先頭集団を形成し、25キロ過ぎでは前回女王ウォルケネシュ・エデサ(エチオピア)との一騎打ちとなった。27キロから徐々に後退したものの、パリ五輪でマークした自己ベスト2時間24分2秒を大きく上回るペースを守った。苦しげな表情を浮かべながら力走し、40キロ地点で小林に16秒差に迫られ、残り800メートルで逆転を許した。日本人最上位とはならなかったが、9月に東京で行われる世界陸上の参加標準記録を突破した。

 Xの投稿にはファンから「それでもPB更新 素晴らしいです」「ペーサー離れてからトップを追いかける展開で食らいついて勝負している姿に感動しました」「万全じゃない状態での自己ベストを更新は凄いです」「『練習量が足りてない』これ言えるのスゴいと思う」と称賛のコメントが多数寄せられている。

 鈴木はレース後、あとわずかで小林に抜かれたことについて「最後の公園に入るところでようやく影に気づいた」「それだけ自分にも余裕がなくて、急に抜かれて正直ビックリしていた」とギリギリの走りだったことを明かしていた。(THE ANSWER編集部)

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