大相撲中継に映り込んだ「顔」に国技館騒然「天才か」 突如土俵に現れ…取組前の想定外がX話題

大相撲初場所、超大物アスリートが土俵上に“出現”し話題（画像はイメージ）【写真：Getty Images】

■熱戦が続いた大相撲初場所

　大相撲初場所（東京・両国国技館）は、26日の千秋楽で優勝決定ともえ戦を制した大関・豊昇龍（立浪）の2度目の優勝で幕を閉じた。土俵の内外で話題を集めた2025年最初の本場所。初日にはまさかの超大物アスリートが土俵上に“出現”し、千秋楽にはお馴染みの巨大副賞が登場。満員の国技館を騒然とさせた。

〇大相撲中継、突如映り込んだ大物アスリートの顔に国技館騒然「考えた人は天才か」

　12日に初日を迎えた本場所。結びの一番、横綱・照ノ富士と小結・若隆景の取組の前、ドジャースの大谷翔平投手やカブスの今永昇太投手ら、両軍の選手が3枚にわたって描かれた懸賞旗が登場した。呼出が持って土俵を周回すると、多数のカメラのフラッシュが。館内の観客からどよめきが起こった。

　3月18、19日に東京ドームで開催されるドジャース―カブスのML B開幕シリーズと、同15、16日に両球団が巨人、阪神と対戦するプレシーズンゲームの宣伝。国技館のアナウンスでもその旨が読み上げられた。日本の大スターの登場に、X上のファンも「こういうのもアリなのか！」「大相撲にML Bの懸賞旗出すの考えたやつ天才かよ」「相撲界にも、大谷翔平！？」など想定外の場所での出会いに驚きを隠せないようだった。

〇千秋楽で「見ないと終わった気にならない」と騒然　千秋楽でお馴染み、巨大副賞にファン釘付け

　本割から優勝決定ともえ戦まで3連勝して、逆転優勝を果たした豊昇龍。表彰式では2度目となる賜杯を手にし、館内のファンから大きな拍手が送られた。その後、各賞の授与が行われる中で土俵上に現れたのは丸くピンク色の大きなオブジェ。相撲ファンにはお馴染みの、日仏友好杯の副賞として登場する巨大マカロンだった。

大谷翔平投手らが描かれた懸賞旗（画像はABEMA大相撲のスクリーンショット）

　相撲協会公式サイトによると、副賞として贈られるのは同国パティスリー「ピエール・エルメ・パリ」による特製マカロンの詰め合わせ。土俵上に現れるビッグマカロンは食べられないというが、その存在感にはX上のファンも「ビッグマカロンの画像を見ないと大相撲が終わった気にならない」「かぶりつきたい！」「今場所のマカロンは濃い目のピンク」「やっぱり巨大マカロンかわいいな」などと注目されていた。（THE ANSWER編集部）