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新横綱・豊昇龍の口上で注目「気魄一閃(きはくいっせん)」の意味は? 大関昇進時と同じ四字熟語

THE ANSWER / 2025年1月29日 10時38分

豊昇龍(右)【写真:Getty Images】

■第74代横綱が誕生

 日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で臨時理事会と春場所番付編成会議を開き、25歳の大関豊昇龍(立浪)の第74代横綱昇進を決定。都内の立浪部屋で行われた昇進伝達式に臨んだ豊昇龍は「気魄一閃(きはくいっせん)の精神で精進致します」と口上を述べた。大関昇進時と同じ四字熟語を使い、新横綱としての意気込みを示した。

 協会からの使者として境川親方(元小結・両国)、大鳴門親方(元大関・出島)を迎え、立浪親方(元小結・旭豊)と伝達式に臨んだ豊昇龍。横綱昇進を伝えられると「謹んでお受けいたします。横綱の名を汚さぬよう気魄一閃の精神で精進いたします」と口上を述べた。

 注目された四字熟語は、2023年名古屋場所後の大関昇進時と同じ「気魄一閃」。力強く立ち向かう精神力と瞬時のひらめきを表す四字熟語で、広辞苑によると【気迫・気魄】は「何ものにも屈せず立ち向かっていく強い精神力」、【一閃】は「ぴかりと光ること。また、そのひらめき」と掲載されている。

 豊昇龍は初場所千秋楽で12勝3敗で並んだ金峰山、王鵬との優勝決定ともえ戦を制し、2023年名古屋場所以来9場所ぶり2度目の優勝。立浪部屋から誕生する横綱は1986年7月に昇進した双羽黒以来となった。(THE ANSWER編集部)

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