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「騎乗停止1年レベル」とネット騒然 隣の騎手をムチで殴打、海外競馬の衝撃シーンが反響拡大

THE ANSWER / 2025年1月29日 11時33分

南アフリカ競馬での衝撃シーンに反響拡大(「ザ・ホース・レーシング」のXのスクリーンショット)

■南アフリカ競馬での衝撃シーン

 海外競馬でレース中に発生した前代未聞の事件の反響が広がっている。現地26日に南アフリカのターフフォンテン競馬場で行われたレースの最後の直線で、騎手が自分の馬にではなく、なんと隣で競り合っていた馬の騎手をムチで殴打。加害騎手が謝罪する事態となった。専門メディアが公開した動画には日本人ファンも驚き。「これは犯罪だわ」といった声が上がっている。

 事件が起こったのは芝1400メートルの7頭立てで行われた3歳上のレース。手応えよく逃げた馬を大外からジムアストーム(牝3)とブラードビジョン(騙3)の2頭が併せ馬の形で追撃態勢に入った。残り400メートルを切ったところでジムアストームのギャビン・レレナ騎手は右ムチを2発入れると、すぐ右で追い通しだったブラードビジョンのジェイソン・ゲイツ騎手の頭や背中をムチで叩いた。ゲイツ騎手は何とか態勢を立て直して併せ馬から離れたものの、ブラードビジョンは優勝馬から7馬身以上離された4着。ジムアストームはそこからさらに4馬身半離れた6着だった。

 南アフリカの競馬専門メディア「ザ・ホース・レーシング」公式Xは、レレナが愚行に及んだシーンをクローズアップしたレース映像を公開。日本人ファンからは「めっちゃ叩いてるじゃん!」「これは犯罪だわ!」「これえぐwそんなんいいから追えw」「普通にぶん殴ってて草w」「これは日本なら騎乗停止1年レベルだね」といった声が上がっている。

 この件についてレレナは声明を発表。「起こったことは私の性格とはまったく一致しないものであり、この事件を深く後悔しています。馬のオーナーと調教師、スポンサー、競馬ファン、および影響を受けた競馬当日の関係者に心からお詫びします」と謝罪した一方で「私の反応はゲイツとの行動の結果であることを明確にしておきたい。どんな競争スポーツでも、脅威、挑発、攻撃と認識した場合の本能的な反応が、通常の状況ではないような反応につながる可能性があります。私の反応が意見や見解を生んだことを認めます」と弁明している。(THE ANSWER編集部)

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