「もう見られないの残念」「ショックすぎる…」 21歳逸材、突然の引退報告にネット騒然「なんで？」

日テレ・東京ヴェルディベレーザの木下桃香【写真：Getty Images】

■日テレ・東京ベレーザが木下桃香の引退を発表

　サッカー女子WEリーグの日テレ・東京ヴェルディベレーザに所属する木下桃香が29日、今月限りで現役を引退することを所属クラブを通して発表した。日本代表として東京五輪にも出場した21歳の逸材の、早すぎる引退には、ファンから「ショック…」「あまりにも早すぎる引退」など驚きの声があがっている。

　木下は各年代別代表に飛び級で選出されてきた2003年生まれのアタッカー。2021年東京五輪に挑む日本代表なでしこジャパンに、チーム最年少の18歳で選出されると、1次リーグ・チリ戦では、後半途中から出場。代表では5試合1得点を記録した。WEリーグでも、21-22シーズンから3季連続でベストイレブンを受賞するなど、活躍していた。

　クラブを通じて木下は「他のチームでプレーすることが考えられないぐらいベレーザ・メニーナのサッカーが大好きで、様々な最高な瞬間をこのクラブで味わうことができたことは自分にとって一生の宝物です」とコメント。

　引退理由について「これまでサッカーのことを常に考えて生きてきましたが、自分の人生を考えた時、プロサッカー選手としてプレーすることが必ずしも1番ではない自分に気がつきました。次の道を完全に決めたわけではありませんが、サッカーから離れ、自分と向き合う時間をつくりたいという思いから、この決断に至りました」と語った。

　「今シーズンこそリーグ優勝を掲げていた中、サッカーという形で恩返しすることができず、申し訳ない気持ちでいっぱいですが、今の自分が精一杯考えて出した答えです」とした木下。「今回、このような自分の決断を認めてくれたクラブ、そして、これまで応援してくださったファン・サポーター、パートナーの皆さま、お世話になった選手・スタッフ、サッカーを通して関わってくださった全ての皆さま、本当にありがとうございました」と結んでいた。

　この早すぎる引退発表にはネット上のファンも騒然となった。

「今まで色々な選手を見てきたけど、今までで一番悲しいなぁ」
「ショック…なんとしてもプレーする姿を見に行けばよかった」
「これからの名門ベレーザを背負っていく存在だと思ってたのに…」
「将来のなでしこジャパンの中心を背負っていくはずの選手だったからこそ余計に辛い」
「びっくり！　21歳で現役引退って、想像もしてなかった」
「敵チームとはいえショックすぎるな」
「これだけ才能ある選手がもう見られないとは残念です」
「驚きを通り越して衝撃すぎる　あれだけの才能ある選手があまりにも早すぎる引退」
「木下桃香さんマジ？　なんで？」

　SNS上には、驚きの声が多く届いていた。（THE ANSWER編集部）