挑発アフマダリエフ態度一転、井上尚弥と「今すぐ…とは言いたくない」 井上陣営の方針聞き慎重
THE ANSWER / 2025年1月31日 15時3分
■「俺とイノウエより良い試合ない」と主張も
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)に対し、現WBA同級暫定王者の30歳ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)は以前から対戦を熱望。挑発的な言葉を口にすることも珍しくなかったが、井上陣営が対戦候補に名前を挙げていることを聞くと一転「『彼(井上)は今すぐ俺と戦わなければならない』とは言いたくない」などと慎重な姿勢も示している。
権威ある米専門誌「ザ・リング」は「ムロジョン・アフマダリエフがナオヤ・イノウエの追及について語る」との見出しで記事を掲載。井上はサウジアラビア最大のエンターテインメントフェスティバル「リヤド・シーズン」とスポンサーシップ契約を結んでいるが、アフマダリエフも「リヤド・シーズン」のイベントで地位を確立していると主張している。
「俺のチームはトルキ・アラルシク(サウジアラビア総合娯楽庁の長官)と素晴らしい関係を築いている。そう、イノウエが前回の試合でリングウェアにリヤド・シーズンのロゴをつけていたのに気づいたんだ」
こう語っているアフマダリエフは「だから、俺は少し希望を持っている。なぜなら、アラルシクが何かを望むなら、それは叶えられるとわかっているからだ。彼は最高の試合を望んでいるし、122ポンド級での俺とイノウエより良い試合はない」と主張した。
2023年4月、マーロン・タパレスに1-2の判定負けを喫し、ベルト2つを手放している。そのタパレスに井上は同年12月にKO勝ち。4団体統一王座を保っている。井上との対戦が実現していないことにも触れたアフマダリエフは「俺たちは『次の試合、次の試合』と言われ続け、その間にさらに試合を追加し続けることには耐えられない。そうでなければ、前へ進み、イノウエはWBAのベルトを手放すべき時だ」と迫った。
今月24日、キム・イェジュンに4回KO勝ちした後、井上陣営は今年対戦を想定している相手の一人にアフマダリエフの名前を挙げている。これを知ったアフマダリエフは「素晴らしいプランのようだ」と歓迎しつつも「しかし、現実には契約が必要だ」「交渉が必要だ。すべての関係者と協議せずに、今すぐ『ああ、新たな試合を受ける』とか『彼は今すぐ俺と戦わなければならない』とは言いたくない」と慎重な姿勢を見せている。(THE ANSWER編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
井上尚弥「対戦候補」アフマダリエフ、不満爆発で「挑発」止まず 対戦しないなら「WBAのベルトを返上すべき」
J-CASTニュース / 2025年1月31日 11時58分
-
井上尚弥挑発のアフマダリエフ 今秋の対戦浮上するや手の平返し「今すぐにとは…」
東スポWEB / 2025年1月30日 12時38分
-
井上尚弥へ止まない過激発言「言い訳を聞くのは…」「彼らは避けてる」 アフマダリエフがまたしても挑発
THE ANSWER / 2025年1月29日 7時13分
-
井上尚弥に“難癖”「なぜ逃げる?」 疑問噴出した有名プロモーターの発言「愚か者」「突飛だ」
THE ANSWER / 2025年1月27日 11時3分
-
井上尚弥はWBAベルト返上でアフマダリエフ戦を回避する…大物プロモーターが予告
東スポWEB / 2025年1月8日 10時24分
ランキング
-
1フジテレビ問題でスポーツ界にも大激震!協賛企業"総スカン"で各競技団体のビジネスモデル完全崩壊へ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月31日 11時35分
-
2佐々木朗希は常にマイナー降格と隣合わせの崖っぷち…実績十分の先発陣ゴロゴロで代わりはいくらでもいる
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月31日 9時26分
-
3田中将大が迎えた新たな岐路 1年で自由契約の例も…楽天→巨人移籍組の“明暗”
Full-Count / 2025年1月31日 11時33分
-
4引退した照ノ富士と伊勢ヶ濱部屋の複雑な事情「両国に土地を確保し、部屋の継承後は新ビル建設」の構想も
NEWSポストセブン / 2025年1月31日 11時45分
-
5「脚が太くても、腕がデカくても…」パワーリフティング界の女王(24)が明かした“周囲の視線”に対する“素直な心情”
文春オンライン / 2025年1月31日 11時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください