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大相撲で出現していた「0.01%」の珍光景「スローでも分からん」 謎の動きもあった業師に喝采

THE ANSWER / 2025年2月1日 4時43分

大相撲初場所では、宇良も話題となった(画像はイメージ)【写真:Getty Images】

■話題を振りまいた初場所

 大相撲初場所(東京・両国国技館)は、26日の千秋楽で優勝決定ともえ戦を制した大関・豊昇龍(立浪)の2度目の優勝で幕を閉じた。さまざまな話題で盛り上がった2025年最初の本場所。幕内の土俵では“業師”として人気の宇良(木瀬)も注目の的に。出現率わずか「0.01%」の珍手で元大関を叩きつけた一番だけでなく、取組中にまさかのポーズをとったことでファンを沸かせ、ネット上からも喝采を浴びた。

 まずは四日目、大関経験もある高安との一番は、立合いで懐に潜り込んだ宇良が左を差し、右上手を引いて頭をつける展開も、右の腕(かいな)を返されて“バンザイ”の格好に。それでも高安の左脇に頭をねじ込み、差していた左を抜くと、つかんでいた左腕を軸に回転するような形でそのまま高安を土俵上に叩きつけた。

 場内の決まり手は「伝え反り」。日本相撲協会公式サイトによると、出現率が「0.01%」という珍手で、くしくも1年前の初場所で宇良が竜電に決めて以来の決まり手だった。X上のファンも唖然とした様子で「何が起こった?」「スローで見てもよく分からん」「初めて聞いた決まり手」「新たな決まり手 『宇良返し(うらがえし)』で 追加命名してください」「もう宇良スペシャルと名づけよう」といった声が上がっていた。

 5勝4敗で迎えた十日目、関脇・若元春との一番は目まぐるしい攻防となった。宇良は立合いで左に変化。しかし若元春についてこられ、土俵際に追い詰められたところで体を回転させて俵伝いに回り込んだ。組み手が外れて向かい合う形となった両者。そこで宇良はなぜか握り拳でガッツポーズをとるような形となった。謎の動きの後、再び体を合わせ、不利な体勢となった宇良は伝え反りにいったが不発。背中から押し出された。

 土俵狭しと動き回った宇良の相撲に、ネット上のファンはビックリ。「何このファイティングポーズ?! びっくりした!!」「宇良ちゃんの相撲は唯一無二w」「相撲でファイティングポーズ見れるとはwww」「今年1笑ったこの宇良の構えw」「相撲で初めてみたよ、取り組み中ファイティングポーズとった力士!」などとコメントされていた。

 西前頭四枚目だった宇良は7勝7敗で千秋楽を迎えたが、大関・大の里に突き出しで敗れて無念の負け越し。それでも高安を破った一番は日本相撲協会が発表した初場所の「好取組十五番」に選ばれるなど、存在感を示した。(THE ANSWER編集部)

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